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貴方side

翌日、私は実家に訪れた

執事、家政婦さんたちが私を迎え入れる

〘お帰りなさいませ、お嬢様〙

貴『た、ただいま帰りました…』

やっぱりこれ緊張感あるって

松「さぁ行きましょう」

松阪さんがドアを開ける

母「お帰り〜!!もう会いたかったわ〜!!こんなに大きくなって〜」

貴『お母様、苦しい…』

お母様の抱きつく力はものすごく強い…苦しい

父「母さん、過保護すぎるぞ、Aが困っているよ。おかえり、A」

貴『ただいま帰りました!!』





母「さっきはごめんなさいね?」

貴『いえ、それでお話というのは…?』

松「お茶をお持ちいたしました」

母「ありがとう、実はねお見合いの話が来てるの。我が桐生にとってもいい話だし、貴方もその方と親しいし、いいと思うの」

貴『お見合い…?!』

でも、私にはシューさんが…!!

父「御相手の方はこの人だよ」


お父様が写真を見せてくれた


これって…


母「松阪矢暢(やよい)さん、松阪家長男で、松阪の名を隠し、俳優、バンドボーカルを務めている方よ。そして、そこにいる松阪家次男、松阪颯希(さつき)の兄」


松阪って…え?矢暢さんって


私はその時どうすればいいかわからなかった


だって松阪矢暢は




初恋相手なんだもん


松阪兄弟とは、幼い頃よく一緒に遊んだりしてとても仲が良かった



でもそれ以上に


矢暢が好きだった


どうして今みたいな関係になったかは思い出せないけど




でも、私にはシューさんがいる。だから…



貴『少し、時間をください…明後日には答えを出しますので』



父「桐生のためにも前向きな検討、期待しているよ」



肩に手を置いて去った



母「A…無理しないでね?」


お母様は私のことを気にしてくれた



松阪「音羽館までお送り致します」



音羽館に向かう途中に、松阪はこういった



松「私があなたの専属執事になったのは、兄を…矢暢のように、あなたの傍で、あなたを守りたかったからです」



貴『私を…?』


松「ええ、幼き頃の約束、覚えていませんか?」


貴『約束…』


その時突如思い出した



颯「おおきくなったら、Aをぜったいにまもる!!いつまでもそばにいる!!」


貴『ふふっ、たのもしいわね!!』


矢「よーし!!おれもおれも!!Aのそばでいつまでも守れるように、つよくなる!!」



貴『なんだかきしみたい!』



貴『そんなこともあったね…』


松「私は…お嬢様のことが好きでした」

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設定タグ:クラシカロイド , 恋愛 , シューベルト   
作品ジャンル:アニメ
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ミミ(プロフ) - 返事書いたよ〜 (2020年9月29日 11時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 久し振りな更新でスゴく面白かったです!返信書いたので後でボードに遊びに来てくださいね!聞きたい事書きましたので! (2020年1月2日 0時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
よらく - すっごい面白いです!あぁもうシューさんマジ尊い! (2018年11月2日 21時) (レス) id: 6e97252ce6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ - ワー君すごくかっこいいよ!!! (2018年2月11日 18時) (レス) id: a2784a8650 (このIDを非表示/違反報告)
まりぇしぃ - 押し倒しちゃっていいのn(( んあぁやっぱりクラシカロイドは最高ですね(( (2017年10月16日 0時) (レス) id: 81b265954a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉兎 | 作成日時:2017年9月23日 22時

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