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「Aさん、僕お手洗い行ってきますね」
そう言って、安室さんはどこかへ行ってしまった。
確か、トイレはそっちじゃなかった気がする。
しばらくすると、安室さんが戻って来た。
『トイレ迷いませんでした？』
「え、あぁ大丈夫でしたよ」
そういえば、安室さんが戻ってきてから、私達のことを見ている男性がいる。
IKIYAには珍しいスーツ姿に短髪でメガネの男性だ。
安室さんが、食器を見に行っている間、私はベッドを見ていた。
「あの、あなた降谷さんの....」
『えっ？ 降谷さん？』
さっきの男性が、気まずそうに話しかけてきたと思ってら、顔がざっと青ざめた。
「なんでもないです！ 人違いだったみたいです」
一体なんだったのだろうか。私と間違えたのか。でも、「あなたの」といことはその“降谷”という人が安室さんに似ていたのかな？
「何を見ているんですか？」
紅茶用のカップを持った安室さんが、顔を除き込んできた。
『えっ、あぁ、ベッドです！』
「へぇ、可愛いですね。買うんですか？」
『いえいえ、見ていただけですよ！それにこれダブルベッドですよ！？』
「いいじゃないですか。一緒に寝れば」
『なっ........！ 決まりごと忘れちゃったんですか！？』
「え？でもあれは性的な意味ですよ？睡眠はダメなんて決めてませんし」
私達で決めた。ルール、“一緒に寝ない”。
たしかにそうだ。睡眠じゃないほうの“寝る”だ。
だけど、一緒のベッドで寝るなんて身が持たない。
「とにかく！！ダメです！！買いません！」
安室さんは、ちぇっ、と唇を尖らせた。
_______________________________
5/30
お久しぶりです！
そういえば、皆さまはゼロティーご覧になっていますか？
私は読んでいるので、新たな安室さんの一面を知れて嬉しいです。
※ネタバレ注意※
ゼロティーの安室さんの部屋は、和室でしたよね。
そうすると、この小説とつじつまが合いません。
なので、あの部屋は“安室透”としてのセーブハウスとすることにします。
本当の家はこの小説の家、とします。
家に帰るのが少なかったのは、セーブハウスと家を行き来していたから、ということです。
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花帆 - お疲れ様です、更新ありがとうございます！お互いの気持ちが重なってきている感じにトキメキます…！そして急な展開？にドキドキハラハラします…！続きも楽しみに応援しておりますね(*´∇｀)ﾉ (2018年7月17日 3時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 連続コメント失礼します…！お仕事お疲れ様です！ とお伝えしたつもりが、打ち間違ってお仕事が重なってました。すみません(^_^;) (2018年6月13日 3時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 初めまして、お仕事お仕事です！ 面白くて一気に読ませて頂きました！ワンナイトラブから始まった安室さんとの関係が深まっていく展開がステキでドキドキします(*´艸｀*) これからも楽しみにしております♪ (2018年6月13日 3時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！本当の自分言えないんですよね安室さん。 (2018年5月28日 23時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、すにませんではなく、すいませんです。 (2018年5月20日 8時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：［ ］ | 作成日時：2018年5月4日 15時
