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「ええっ〜！！じゃあ安室さんと同棲どうなんですか！！！」
『ど！う！きょ！付き合ってる訳じゃないんだからね！？』
蘭は、むふふ、と彼女に似合わない笑い方をした。
『それに、まだ一週間しか経ってないんだから、良いも悪いもわからないわよ。それに安室さんあんまり家に居ないし』
「え、でもポアロでもそこまで見かけませんよ？ほかのアルバイトとか....？」
『フリーターではなさそうよ？部屋もすごく良いところ、生活感はないけどね』
「そうなんですか...謎が多いですよね、安室さん」
あれから一週間が経って、彼の家での生活も慣れてきた。
しかし、彼が家に居るのは珍しく、二人で話すことも少ない。
そんな中作った決まりごとその1の、“一緒にご飯を食べる”はまだ初日のあの時だけだった。
私の仕事柄、帰るのが夜の10時過ぎになることもあったが、彼は私が寝たあとに帰宅することがほとんどだ。帰って来ない日だってあった。
『......日曜だって』
「え？」
『日曜日にね、生活用品を買いに行く予定だったの。だけど当日ドタキャンで、次の日起きたら用品一式揃ってたのよ』
「安室さんが一人で買ってきたってことですか？」
『そうよ、でもドタキャンよ？彼女でも居るんじゃないのかなあって思うんだけど』
「彼女居たらAさんと同棲なんかしませんよ！！！！！！！」
『うん、同居ね』
.
.
.
.
『それにねぇ！？なんて言ったと思う！？！？
「Aさんぅ、僕こんなパラパラしてないオムライス初めてですぅ」
とか言っちゃってんのよ！？！？』
「そりゃひでぇなぁ！！安室のヤツ！今度会ったら叱っといてやるからな！！この毛利小五郎が！
なんたってあいつの師匠だからなぁ！」
『え....？師匠？なんですか、それ』
私は、そのまま毛利邸に居座り、蘭の父である毛利小五郎さんとお酒を飲んでいた。
唯一の食事のオムライスの感想が最悪だったという愚痴を交えて。
お酒が入り、興奮しきった私を冷静にさせたのは小五郎さんの言葉だった。
「何って、安室は私立探偵をしているんだぞ」
え？私立探偵？
「あっ、ごめんAさん、言ってませんでしたが、安室さん探偵もやっているんですよ」
お酒のお代わりを持ってきた蘭は、申し訳なさそうに言った。
『そっか、そっかぁ、だから忙しそうにしていたんだ.......』
私には、知らない彼がたくさん居る。
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花帆 - お疲れ様です、更新ありがとうございます！お互いの気持ちが重なってきている感じにトキメキます…！そして急な展開？にドキドキハラハラします…！続きも楽しみに応援しておりますね(*´∇｀)ﾉ (2018年7月17日 3時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 連続コメント失礼します…！お仕事お疲れ様です！ とお伝えしたつもりが、打ち間違ってお仕事が重なってました。すみません(^_^;) (2018年6月13日 3時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 初めまして、お仕事お仕事です！ 面白くて一気に読ませて頂きました！ワンナイトラブから始まった安室さんとの関係が深まっていく展開がステキでドキドキします(*´艸｀*) これからも楽しみにしております♪ (2018年6月13日 3時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！本当の自分言えないんですよね安室さん。 (2018年5月28日 23時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、すにませんではなく、すいませんです。 (2018年5月20日 8時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：［ ］ | 作成日時：2018年5月4日 15時
