ややチート女子の全力生活(？)！【ハイキュー！！】 (ページ10)

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全力生活(？)七日目ページ10

さて、今日も元気に部活部活！

かれこれ部活を初めて半ヶ月。

ちょっとでも負担が少なくなるようにネット張りもするようになった。

まあ元バレー部だったしこんぐらいできて当然か。

物干し竿から真っ白いふかふかのタオルを取って一枚一枚丁寧に畳んで籠に入れておく。

スポドリも作んなきゃだし。

何だかんだ言って大変だ。

でもバレーしにくくなったこの体でバレーにかかわろうとしたら高校じゃマネくらいだし仕方ないか。

畳終えた私は、給湯室へとタオルの入った籠とスポドリの好みをメモしたノートを片手に向かった。

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倉「これでいいかな…っと。うっわ、コレ持っていくんか…」

よくよく考えるとそこそこの量を一度にもっていく感じになっている。

あーどうしよー…

「うー…」と唸っていると音駒のリベロ夜久先輩が来た。

夜「おーい、夏美。大丈夫か？」

倉「美麗でも大丈夫ですよ。あ、大丈夫じゃないです、助けてください。」

夜「…持ってくわ」

さすがに先輩だし、(私より小さいし)タオルの入った籠を持たせる。

あーこんな人が背中守ってくれるんだ。

霧ちゃん思いだすなぁ…

どこ行ったんだっけ？

ひょこひょこと体育館に向かうと丁度休憩に入った。

「お疲れ様です。」と１人１人に言いながらタオルとスポドリを渡していく。

あ、こっそり研磨に今度のゲームイベの情報の入った紙を渡さなきゃ。

ジャージのポケットからメモを出してこっそり渡す。

しかし、焦ったのが悪いかその光景を灰羽君が見ていた。

灰「研磨先輩、それなんッスか？」

孤「…まあ、ナイショ。」

黒「おやおやぁ？ケンマが隠し事をするなんて珍しいじゃないの。見せろよ。」

孤「…みれー、いい？」

倉「いいや、ダメ。みたいっていうなら後で私のボールとってください！レシーブ得意でしょう？」

その一言でやる気になったのか何やらレギュラー陣総出でとることに。

私が１０球打って一本でも取れたらOKというルール。

研磨をセッターに使ってボールをあげてもらう。

あー腕なまってるだろーなー…

ま、一本腕慣らしってことで。

ネットの前に立ち息を整える。

ああ、髪が鬱陶しい！

ジャージで思いっきり助走をつける。

コートには６人。

いっちゃん空いてんのはコート手前！