ややチート女子の全力生活(？)！【ハイキュー！！】 (ページ21)

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全力生活(？)十五日目ページ21

槻木澤高校にて

「すげーよなー東京から来るなんて。」

「向こうのセッターなんか小さくね？」

「うん……それになんかヒョロヒョロしてる」

「控えのセッターなんじゃないの？」

「強いのかな？名前きいたことないけど…」

「音駒高校だっけか」

そんなことを言っている槻木澤高校の人。

……なんか悔しくて黒尾先輩に入部当日に言われたことをリピートする。

大きく息を吸っていった。

黒/美「「君等の言う゛ヒョロッヒョロのチビ゛とは俺/私達音駒の゛背骨゛で゛脳゛で゛心臓゛です。」」

美「…ごめんなさい。被りました」

小さく言うと同時に空気が変わった。

ウチのセッターすごいんですから。

スポドリを用意して、スコア用のノートとペンを片手に試合開始を待つ。

「音駒高校対槻木澤高校練習試合を始めます！！」

ホイッスルの音が体育館に響く、

黒「行くぞ」

そういった黒尾先輩を先頭とした皆に小さく「がんばれ」とエールを送った。

そういやちゃんとしたゲーム見るの初めてだったっけなー

しなやかに拾い、ふわっと上げて、ちゃんと打つ。

バレーの基本であるレシーブがしっかりとしていた。

うーん、レシーブ練に関しては監督にまかせっきりだったけど大丈夫だったね。

逆にしすぎて大丈夫かなーなんて思ってたけど。

特別強いエースがいなくっても、びっくりするほどの天才がいなくってもちゃんと回ってる。

さっきのＴ・Ｏの時に気付いたけど…研磨がやっと゛背骨゛で゛脳゛で゛心臓゛な理由が分かった。

ちゃんと『見ている』。

結果は勝利。

これならちょいと安心かも。

……烏野の『悪女潰し』に力入れれる。

今日はそんな感じで終わりました。