ややチート女子の全力生活(？)！【ハイキュー！！】 (ページ3)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:5,692 hit

全力生活(？)一日目ページ3

倉「起きて、学校に来ましたが…さて、どうしたものでしょうか。」

いきなり迷子。

学校が広すぎて迷子。

どうしましょう…

いや、いざとなった研磨にでも電話するけど…

駄目か。迷惑かかるし今のうちに人脈広げるって意味でも誰かに聞かないと…

そう思って部活勧誘の声が響く中でで、パット目についたトサカヘッドの男の人に聞く。

倉「あ、あの！」

？「ん？あぁ、俺？どうしたの、一年生ちゃん？」

倉「あ、あの！玄関って、どちらにあるのでしょうか！」

「なんだ、そんなこと」と言って目を見開いた。

そしてふっと笑って、私の頭を撫で、目線を合わせてこういった。

？「キミの後ろね？まあ、よろしく。そういえばこんな出会いも珍しいからさ、コレ。目通してく
　れるだけでも嬉しいからもらっておいて。」

そっと出されたプリントを受け取ってお礼を言った。

ポケットに片手を入れて、私に背を向けたまま手を振ってくれた。

小さく手を振り返してはっとする。

…しまった。名前を聞いていない。

素に戻り舌打ちをしてしまった。

…だめかもしんない。

その話はともかく、私はさっきもらったプリントを見ながら玄関へと向かった。

それは、桜が綺麗だった出来事だ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

に…入学式長かったぁ！

ちょっと真面目に疲れたのでふぅ、と息をついて教室に向かった。

どうやら１年の普通科には進学クラスが無いらしく、適当らしい。

教室に入ると頭一つ抜けた銀髪の男の子がいた。

かなりおっきいなーとかって思っていたら、その人の隣の席は私だった。

…

…

…

おっきい人怖い！(女子のくせして身長がほとんど１７０のやつが何を言う。)

恐る恐る自分の席に着くとそのおっきい人が私に話かけてきた。

？「ねえ、ねえ！俺は灰羽リエーフ！よろしく！」

そう言って灰羽君は手を指し出してきた。

多分、よろしくという意味で出しているんだろう。

私は少し顎を引いてもじもじしながら名前を言った。

倉「く、倉山夏美です！そ、その、お願いしますっ…！」

顔を真っ赤にして手を出した。

それをぎゅっと灰羽君はつかんで、「うん！よろしく、夏美！」といった。

ってか、いきなり下の名前呼びなのね。

さっきもらったプリントには「男子バレー部」と書かれていた。