『あのときは』 ２ ページ22
「グアガガァアギギギャグガガ」
「うるっせぇ、雑巾じじっいてててて！すいませんっしたー！」
「ガガギッギグアガガギィギギ」
「ちょっと落ちた先にいた女が診てくれただけです…」
「ガガギ？」
「血界の眷属？違います。ただの女でしたー」
「グガガギャガギギ」
「はぁ？んなわけねーだろ。……アイツはそんな感じじゃなかったし」
「グガガガガガ」
「絶対違う。また次会いに行くから……そんときに考えますよ！それでいいでしょーが」
ーーーーーーーーーー
暖かい風。
小鳥の鳴き声。
木陰でぐっすり眠る私。
すっごく心地良い。
「……ぃ……ぉーぃ。おーい。起きろー」
「んー……あれ？ザップ？」
「あれ、じゃねーよ。何回呼んだと思ってんだよ」
「さあ？」
「はぁ…」
ザップは私の隣に座って、ため息をついた。
「お師匠さんはどうしたの？」
「あー……逃げてきた」
「え…」
「だってよ……今日は、朝から目が覚めたら周りは毒蛇だらけだぜ！？ありえねえだろ」
「うわぁ、スパルタだね」
「いや、スパルタってレベルじゃねえだろ！？殺す気かっての…」
「じゃあ、殺される気でやってみたら？」
「お前、俺に死ねっていうのか！？」
「フフフッ」
ザップは疲れたようにまたため息をついた。
「お疲れ様」
「どーも…」
ザップは黙って、目をつむった。
しばらくすると、微かに寝息が聞こえてきた。
「結局、ザップも寝てるじゃんか」
私は少し家に戻り、毛布を持って戻ってきた。
それをザップに優しくかけた。
「それだけしんどいんだぁー…」
ザップの寝顔を見ていると、私も眠たくなってきて……。
ザップにもたれるように、眠った…。
ーーーーーーーーーーーー
「もう少し遊ばせてもいいかな？余興にはなるだろう…」
ーーーーーーーーーーーー
作者より。
急にすいません。
少し謝罪を。
ザップって、修行時代、師匠に敬語だったのか？
って自分で自問自答した結果、変な感じになっちゃいました。
すいません…。
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わごむ - 好きです(唐突の告白) (2020年5月20日 5時) (
レス) id: 37d509fa97 (このIDを非表示/違反報告)
とき(プロフ) - お気に入り登録ありがとうございます!!まだまだ頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年5月31日 19時) (レス) id: 16eb3c1efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とき | 作成日時：2018年5月30日 17時
