【aph合作】カークランド家のメイドやってます。7【しげの2号&さくら大福】

メイドさん。354【さくら大福】 ページ47

「にーた、じょりじょりー！」
「いやん！じょりじょりね！」

しゃがんでいるフランシスに、Aが頬擦りをする。
その感覚が面白いのか、Aはずっときゃっきゃと騒いでいた。

「よかったねぇ、フランシス君」
「小さい子も許容範囲に入れようかなぁ」
「通報するよ」

すると今度はフランシスを抱き締める。
小さなAは、かなり積極的のようだ。

「あーにゃねーたと、ふらんしすにーた…なかいい！」
「あらあらAちゃん、それは違うよ？
あのお姉ちゃん片手でメロン割っちゃうからね？」
「頭割られたいの？」
「ごめんなさい」

Aはそのやり取りが面白いのか、またきゃっきゃと騒ぎ始めた。

それが許せるのは、やはり小さい子だから。

「大きいAちゃんがこんなに騒ぐはずないのにねぇ」
「んー、まぁお兄さん的にはどっちもOKだけどね？」
「死にたい？」
「一思いに首をすぱっと」

何だかこの三人は遠巻きから見ると雰囲気は親子のようだ。
可愛らしいのに_それでも何か爆弾を持っている。
それを共有できるからこそ、それを愛と呼べると思うのがフランシスだ。

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