4 : 一騎打ち ページ4
『やっと着いた、』
そう声を上げて前を見ると敵将と思われる奴と録嗚未が軽く斬りあっていた。
録「カッカッ、遅かったな?A」
『録嗚未がはやすぎんの!!』
実はこの二人、前の戦で同じ配置になり仲良くなったんだとか
鱗「ちょっと待てよ、録嗚未、A
やる前にどうしてもそいつに聞いておきたいことがある
常軌を逸したその髪型に込められし気高い主張はなんなのかとな」
『ふっ……』
やばっ
笑いがこぼれると敵将にこちらを睨まれた
録「下がってろ、俺の獲物だ」
鱗「断る、たまにはいいだろう二人がかりでも」
録「Aはどーすんだよ」
『一騎討ちには興味無いんで……
あと同金軍長の仇なんだから、尚更遠慮しとくわ』
鱗「よく分かっておるではないか」
録「チッ」
斬りかかろうと二人が敵将に向かうと鱗坊軍長が弓で討たれてしまった
録・A「鱗坊!『鱗坊軍長!!』」
すると私の方にも矢が飛んできた、やばいと思い剣で弾く
録嗚未にもしものことがあれば私も離れる訳には行かない、その為何も出来ることがなかった
その後騰将軍自らこちらの本陣へ赴き、敵将を討ち取った
あの世で同金、鱗坊、録嗚未、Aと酒でも飲むがいい
と言われた時は流石に 私そもそも斬り合いすらしてないんですけど!? と突っ込みたくなったことは内緒にしておこう
その後13日ほど凡戦が続いた
そして十四日目の夜
ふと悪寒がした
なぜなのかは自分にも分からないが明日もしかしたら、いやこれ以上考えるのを辞めよう、考えても意味は無い
そうして眠りについた。
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (8月4日 10時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんこ | 作成日時:2022年9月23日 20時