3 : 約束 ページ3
お、集まってるじゃん
『貴方らは先に行ってて、直ぐ戻る』
言葉をそこに落として三人がいる場所へと向かった
信「蒙恬!王賁!A!
三人とも配属はどこになった?」
恬「蒙武と騰の連合軍だ、そっちは?」
信「麃公将軍のところだ」
『どっちも癖強そうな軍だね』
恬「しっかし、偉いことになってしまったな
この間まで山陽だなんだと進行しまくってたのに」
賁「上層部の失態だ」
信「いや、これが戦国だろ?」
凄く納得した
信「王賁、二千人将になったんだってな?
おーめーでと……」
賁「要らん」
信「あと、A将軍に昇格したって聞いたぞ」
山陽攻略戦後
今までの武功を含めて将軍へと昇格したのだ
『一応ね』
恬「一応って……」
信「俺はこの戦で三千人将になってやるからな!」
賁「俺はこの戦で五千人将を目指す」
『まーた始まったよ……飽きないのかな?』
恬「あはは笑」
王賁が持ち場へと向かったためその背を追う形で私も持ち場へと向かったその道中私は王賁に約束を持ち掛けた
『賁、一つ約束をして欲しい』
「ん?」
『私に何があっても目の前の事だけに集中して。
例え私が倒れたとしてもね』
「……保証はしないぞ」
『えぇ〜、、それは困る』
「俺からも一つ、」
『なに?』
「絶対に命を落とすようなことはするな。」
『ん、はいよ ご武運を、王賁』
「嗚呼」
そう言って私達は解散した
続々と軍が目の前に集まってくる、
私たちの相手は楚軍十五万、てことはこの前相対した項翼って奴もいるのか
双剣を抜き呼吸をひとつ
私らしくないが今回だけは神に祈る
どうか秦国に勝利を ___
いよいよ開戦の号令がかかる
麃公軍が抜け駆けをしたようだ
突撃じゃ〜!!という声がここまで聞こえた
緊張が解れここも戦いが始まった
鱗坊、録嗚未が楚軍へ突撃を開始した
『私らも行くぞ!』
そう言って私の隊も突撃を開始した
出遅れたものの手強いと思うことはなくそのまま楚第一軍本陣へと向かった
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リアルの用事で暫く更新空くかもです……お許しを
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高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (8月4日 10時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんこ | 作成日時:2022年9月23日 20時