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第十六夜 証拠隠滅は得意 ページ19

倒れた男はピクピクしている。しかしこの怒り…一発殴るだけじゃとても治まらない。

もう一撃入れようとまえに踏み出すと、リクオは何かを察知したようで、慌ててあたしを止めようとした。

「ちょっとストップA!それ以上はマズイから!!」

「大丈夫。









  証拠隠滅は得意」

「いや得意にしないで!!」

息の根を止める気満々だった。

足を上げて踵落としを食らわせようとしたら、リクオが間一髪後ろに下がったせいで、外した。

「チッ、あと一歩の距離が」

「声出てるからね!?ああもう!!みんなボサッとしないで鴆くんをどっか連れてって!





  邪魔!!
ついでに全員退場!!」

「し、しかしリクオ様」

「あたしは全員相手してもいい」

「「「ひいぃぃぃ!?」」」

「さっさと行く!」

「「「はいぃぃぃ!!」」」

あたしを捕まえてはいるが、自分で言うのもなんだけど、この手を離したら何をするかわからない。
呆然としていた妖怪たちはリクオの声に我を取り戻し、彼の安全を確保しようとした幹部(らしい)達は一喝された。

因みに、あたしがやった妖怪はずるずると引きずられている。

床に残る血の跡が殺人現場の証拠隠滅シーンのようだった。(妖怪達後日談)

(((あの娘怖えぇ…!!)))

『死ね』

『うわああぁぁぁぁーーーー!!』

がしゃーん


…………大丈夫だと思いたい。

「なんじゃリクオのやつ、面白そうな娘を連れてきたのぅ」

ひとり、ぬらりひょんだけがひょっひょっと部屋の外で愉快そうに笑っていた。

終わり←わーわー



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設定タグ:ぬら孫 , 奴良リクオ , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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春歌 - 続きがすごく楽しみです♪ (2017年12月30日 21時) (レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
真冬(プロフ) - 桜さん» すごく、楽しみにしています。頑張ってください\(^o^)/ (2015年6月21日 11時) (レス) id: f157971441 (このIDを非表示/違反報告)
- 真冬さん» ありがとうございます!皆様のおかげで頑張れます! (2015年6月15日 16時) (レス) id: a2beee9e7a (このIDを非表示/違反報告)
真冬(プロフ) - とてもおもしろかったです。 更新頑張ってくださいね (2015年6月15日 12時) (レス) id: f157971441 (このIDを非表示/違反報告)
- 天音さん» ああすみません!ありがとうございます!!前作と間違えました! (2015年5月16日 21時) (レス) id: c4b150adb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年5月2日 4時

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