episode 27 誤解【丞】 ページ29
昼下がり、
リビングに行くとAが座っていた。
Aが来てから何週間はたつが、
まだ俺は上手く話せる関係ではない。
他のみんなのコミュニケーションの高さは本当にすごいとおもう。
するとこちらに気づいてたのか
振り向く。
「丞、、何してる？ 」
相変わらず、読めない表情でふわりと聞いてくる。
「いや本を読もうと思ってリビングに来たんだが、邪魔したな。 」
「そんなことない。私も本読んでたから。」
そう言うと一緒に読もうと隣に呼んでくれた。
「Aは何を読んでたんだ?? 」
「いままでの、
満開カンパニーの脚本。綴がくれたから読んでる。
今度 一成がビデオも見せてくれるらしい。」
Aの手元を見ると懐かしい、脚本。
冬組の旗揚げ公演のものだ。
あの時の色々なことを思い出す。
「丞は、お芝居沢山してるって、
みんなから聞いた。だからとても上手って。」
「そんなことないさ。
経験でいったら皇だって長くて上手い、
それに紬だって俺と一緒に演じていた。
ほかにも･･･ 」
とあれこれ話していると、Aが
「丞って結構話してくれるんだね。」
とクスッと笑っている。
「悪い。どうも話すタイミングがなくて、あまりAと話す機会がなかったな。 」
「そうか、私嫌われてるのかと思ってたよ。」
話したかったのは俺だけじゃなかったのか。
むしろ嫌われてると俺も思ってた。
それを聞いて俺は自然も微笑んでいた。
「丞の笑った顔好きだ。」
微笑みながら
そんなことサラリと言ってまた脚本を読み始めた。
顔が急激に熱くなるのがわかる。
自分の持っている本を顔に押し当てる
急いで
こいつは自分の持ってるものの、
破壊力を自覚した方が良い。
「ただいまー って丞さん。熱でもありますか?? 顔真っ赤ですけど、今日はお粥にでもしますか?? 」
と買い物帰りの伏見に言われ
「だ、大丈夫だ。赤面になる練習だ！ 」
と、つい口走った。
「すごいっすー!! 丞サン!!」
いやいや、太一、本気にしないでくれ。
その日から太一に赤面するコツを聞かれ続けた丞だった。
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さくさくパン太郎(プロフ) - ワカさん» 高評価ありがとうございますTT これからもがんばりますのでよろしくおねがいします。 (2018年2月22日 16時) (
レス) id: ed5164573e (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月22日 2時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
ワカ - ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！p.s.評価10押しときました！ (2018年2月21日 22時) (レス) id: 7290a359c6 (このIDを非表示/違反報告)
さくさくパン太郎(プロフ) - ワカさん» コメントありがとうございます。これから主人公の名前を呼ぶ機会のところから、名前を変える設定を入れていこうと思っています！！ご指摘ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！！ (2018年2月21日 21時) (レス) id: ed5164573e (このIDを非表示/違反報告)
ワカ - あの、感想というか、リクエスト？なんですけど、もし良かったら名前を変えれるようにして欲しいです！BプロとA3!もどっちも大好きなので！！ (2018年2月21日 18時) (レス) id: 7290a359c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさくパン太郎 | 作成日時：2018年2月21日 13時
