紅一点の奮闘記

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「コンコン(ドアの音)翔太くん？ただいま〜、
ちょっとさ、今日あったこと聞いてくれない？
ドアの前に座ってるからさ。」


翔「………」


多分、今の翔太くんは無理やり部屋に入られることが嫌だったのだろう。だから、ドアの前に座って
自分の話からしようと思った。


「……でさ〜、その後その芸人さんがね〜」

ガチャ

！びっくりしたぁ…

翔「…入って」


「…うん。」



「調子…悪いの？」


翔「昨日の夜にエゴサしたら下手だって書かれてて…それから思うように歌えなかった…」


翔太くん、エゴサしたんだ…


「そっか、でも、私は今の翔太くんも歌ってる時の翔太くんも全部好きだよ？」


「だって、歌を聞くと、元気になれるんだもん！」


「だから、自信もって、歌ってよ！私に。」



翔「ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ……ありがと」


良かった…

翔「でもさ、お前さ、男の部屋にその格好で入ってくるのは襲われるぞ？」


「はぁ？！…って、あぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！もう帰る！！！」


くっそぉぉ、翔太くんめ！！




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翔「はぁぁぁ、あっぶねぇ。笑顔のは破壊力とあの
格好はまずいよ…」

めめと→←翔太くんと

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