25 ページ28
tn side
tn「って………え？グルさん………アンタ、なんで
泣いとるんや？」
gr「え？」
医務室に行くと、窓の外を呆然と見つめながら顔色一つ変えずに涙を流すグルさんが立っていた。
gr「ほんまや、………何故？」
グルさん本人も理解してへんかったみたいや。
gr「なんだか、あいつが離れるのが、嫌なんだ。」
以前、グルさんの涙は止まることを知らず流れ続けている。
全員が集まった頃には泣き疲れたのか、ベッドで寝てしまっていた。
kn［あいつは？！？！」
em「一応、国全体に能力で結界を貼っておいたのですが………。」
流石エミさんやわ。仕事が早くて助かるわ。
tn「綺麗に城から飛び出してしもたわ。やけど、それよりも今は………」
os「グルさん、なにがあっためぅ？」
pe「目も少し腫れてる。泣いてたの？？」
いつもはあんな威圧的な人がオーラも何もかも消えて、しかも泣くことなんて見たことないわ。
zm「俺、あいつ連れ戻して来るわ！！」
そう言い残し、ゾムは医務室を飛び出して行ってしまった。
gr「んんっ、お、俺は？何を・・・？」
tnグルさんっ！よかった。起きたんやな」
ゆっくりと起き上がるグルッペンに駆け寄り、なんともない様子にホッとする。
pe「グルッペン、大丈夫？何か体に異変とかない？」
gr「ああ、だが、何か足りない。穴が空いたような…………」
tn「グルさん、さっきのも含め、あいつになんかされたん？」
em「ですが、グルッペンさんに何かされた様な痕跡は見当たりませんし………」
kn「エミさんの｛治癒｝の知識やったら正しいやろうなぁ」
と、グルッペンの異変について考えてると、
zm「捕まえたでーーー！！！！」
とAをお姫様抱っこにしているゾムが医務室に帰ってきた。Aはゾムが勢い良く走りすぎたせいか、気絶している。
zm「こいつどーするー？」
tn「グルさん、そーいやアキ入れる気満々でメイドに部屋、用意させてたやろ？」
gr「ああ、そうだったな。そこのベッドで寝かせておけ」
zm「はーーい」 ﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯ
そういうと、ゾムは走り去って行った。
em「１つ、提案があるのですが………」
エーミールが口を開けた。
gr「何だ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンネ - あ〜僕も悲観的になります。夜中1 ,2とかに泣いてますから。 (2021年7月31日 1時) (
レス) id: 6f72d93013 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぐ - 話せば、辛いことは、吹っ飛びますよ! (2021年1月8日 19時) (レス) id: 22cb01f512 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぐ - 大丈夫ですか?悲しくなるときってありますよね。でも大丈夫ですよ!だから、どうか病ないでください。私が話し相手になりますから。 (2021年1月8日 19時) (レス) id: 22cb01f512 (このIDを非表示/違反報告)
儺瘰彌 - 悲観的になり、声を殺して大泣きするようになりました。 悲観的になり、声を殺して大泣きするようになりました。 悲観的になり、声を殺して大泣きするようになりました。 悲観的になり、声を殺して大泣きするようになりました。 悲観的になり、声を殺して大泣きするよう (2020年7月5日 15時) (レス) id: b623e27c28 (このIDを非表示/違反報告)
儺瘰彌 - 『私は何の為に生まれたの？』 『私は・・・どこから来たの？どこに行けば良いの？』 「「「俺達と一緒にこい！！！」」」 これは、能力の持つ個性豊かな者達の物語・・・。 ______________________________ (2020年7月5日 15時) (レス) id: b623e27c28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルファ・フォレスト | 作成日時：2020年3月12日 0時
