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「ふっかーー！！！きーたよー！！！」
めちゃくちゃデカい声が聞こえた。
「はい、うるさいの来た。ラウ、良かったな。賑やか大学生達のお出ましだぞ。」
「ありゃ？知らない子がいる。どこの子だー？」
「佐久間、まず聞く前に自分から名乗るのが礼儀だよ。」
舘さんがそう言うと、小さいピンク髪の彼がこう言った。
「おっと！国王に言われてしまったら名乗るしかないよねぇ！俺っち、佐久間。佐久間大介！雪城大のダンス部！」
「あ、村上真都ラウールです。えっと、近所の高校に通ってます…。」
「へぇ！ラウールって言うんだ！ハーフ？」
「はい、お母さんが日本人で父がベネズエラ人の…。」
「ベネズエラ！！すげぇ！！！……ベネズエラってどこ？」
「お前さぁ…。今日他のメンバーはどうしたんだよ。」
「すぐ来るよ〜。俺だけさっさと来たの！」
「佐久間！お前走って行くなよ！！」
「翔太がめちゃくちゃ怒ってんぞ。」
「ふっか邪魔する〜。」
「ふっかさん邪魔するで〜！｣
「ふっかさん舘さんこんにちは。」
なんかめちゃくちゃ人来たんだけど。え、この人たち全員雪城大の人なの…？
「お前らほんとうるせ〜。今日の客がラウだけで良かったわ本当に。また佐藤の爺さんに追い出されるところだったぞ。」
「まったく、大学生なのに煩いんだから。少しは静かにする事覚えたら？阿部と目黒以外。」
「なんで阿部と目黒にはそんなに甘いのに俺達には厳しいんだよ！！！」
「そうやってすぐ騒ぐからだろ。」
「てか、この可愛い子誰なん！？めちゃくちゃ綺麗な顔立ちやなぁ！ふっかさんこの子誰！？」
「今紹介すっから！！ラウ、自己紹介してあげて。このうるさい奴らに。」
「あ、村上真都ラウールです。近所の高校に通ってる高校3年生です…。」
「へぇ、すぐそこだから〇〇高校かなぁ。俺、阿部亮平。皆から阿部ちゃんって呼ばれてる。」
「ラウールくんな！俺は向井康二！こーじって呼んでや！」
「目黒蓮です。」
「岩本照。」
「渡辺翔太…。」
「あ、えっと…よろしくお願いします…。」
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作者名：さくまぴよ | 作成日時：2021年10月22日 23時
