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「ご馳走様でした！」
「お粗末様。ラウールは美味しく食べてくれるからこちらとしても作りがいがあるよ。」
「舘さんのご飯本当に美味しいんだもん！もう毎日通いたいくらい！！」
「いつでも待ってるよ。」
「そうそう。ラウは学生だけど、ここなんて大学生のたまり場だから。お前が来たらあいつらも少しは変わると思うんだけどなぁ。」
「あいつら……？」
「よく溜まりに来る大学生達だよ。この辺の大学生だから多分ラウも頻繁に来れば会うこともあるよ。」
「ふーん。どこの大学の人なの？」
「なんだっけ？ふっか。」
「雪城大。スポーツに力入れてる学校だよ。勉強もだけど、スポーツ推薦で入るやつはだいたい凄いやつだね。」
「へぇ、僕雪城大行こうと思ってたから話聞きたいけどなぁ。」
「まぁ、言ってもアイツらほとんどスポーツ推薦だから。阿部くらいじゃない？スポーツ推薦じゃないの。」
「あいつ特待生だもん。」
「特待生の人もいるの！？そのよく来る人たちの中に！？」
「阿部は頭良いからね。本当はもっと上目指せたんじゃないの？」
「佐久間がうるせぇんだって。」
「あぁ、そういうこと。」
なんか、知らない人の名前がたくさん出てくるなぁと思っていたその時だった…。
「ふっかーー！！！きーたよー！！！」
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作者名：さくまぴよ | 作成日時：2021年10月22日 23時
