救命 ページ10
藍沢side
朝からバタバタしていた救命 、
そういえば今日は
顔を出せてなかったなと思い
Aの病室に向かおうとした時
prrr...
電話がかかってきた 。 誰だ？と名前を確認すると
[名取]
あいつが俺に電話を寄越すのは珍しいなと思いつつ
電話に出ると
切羽詰まった声で
Aがどこかへ走って消えたと言われた。
時が止まったみたいだった。 失いたくない 、
その気持ちが強すぎて 、唯一でた単語は
藍沢「…は？」
だけだった。
白石にも急いで知らせて病院内を駆け回る、
どこだ、どこにいる、行かないでくれ 、
柄にも無いがそんなことを思いながらとにかく走った。
なんせ重度の喘息持ちだ 。倒れて合併症を患ったりしたら… 。
そう嫌なことが頭の中にどんどん流れてくる 。
まだそう遠くには行ってないはずだ 。
白石たちには病院周辺の外を探してもらい
俺は病院内を探し回った 。
どこにもいなかった、
もうダメなのか？と諦めていた時
ふと屋上に行ってないことを思い出して
屋上へと重い足を無理矢理にでも動かして走って向かった
バン！
とドアを開け目線を泳がせると
目にしたのは胸を抑え苦しそうに喘鳴を漏らしていた。
急いで冴島と白石に連絡し
少しでも呼吸が楽になる抱き方で抱いていたが
ガクン、とAの身体が重くなった。
そうだ、意識失った 。
焦る気持ちを抑えながら
初療室へと運び喘息を落ち着かせるため吸入をし
酸素マスクをつけ心外へとCT依頼をし
胸を抑えていた原因を探ることにした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
さて！こんばんは！！
作者の朔です！
コードブルーをS1からもう一度見返していると
何故か書きたくなってしまい、、遂に手を出してしまいました…(笑)
今回ではAちゃんの体調不良
どんどん状況は悪くなっていきます…。
どうなるでしょうか…！
そして次で明らかになるAちゃんが胸を抑えていた原因とは…一体なんなのか！
更新までしばしお待ちください！^^
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作者名：朔 | 作成日時：2023年8月27日 18時
