君とまた、2人で堕ちていく [コード・ブルー ] (ページ35)

今日:161 hit、昨日:301 hit、合計:36,578 hit

3 ページ35

藍沢 side

新海「ああ、藍沢。Aが寂しそうにしてたよ」

新海「しかも割とすぐ泣いちゃうくらいね」

新海「確かに奏ちゃんを気にするのは医者として当然だけどお前はAの彼氏だろ。そこら辺しっかりしてやらないと、またああなるかもしんねーぞ」

ああなるかも、、とは

この前の事故のことだろう。

それだけは避けたい。

藍沢「ああ、すまない。感謝する」

俺は急いでAの元へと走った。

ガララ、と音を立て扉を開けると

そこには泣いてるAの姿

俺はAに近付くと優しく抱きしめた。

藍沢「A、大丈夫だから。俺ここにいるよ」

A『こ、さく…せんせ、？』

濡れた目でこちらを見つめてくる。

大丈夫、と言い聞かせるように頭を撫でると

安心したのか

にっこりと微笑むA 、

愛しい、、守りたいと本気でそう思って俺は
Aの唇に口付けた。