君とまた、2人で堕ちていく [コード・ブルー ] (ページ33)

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寂寥ページ33

Aside

目を覚ますとそこは医局から近い病室、何回かここに入院したことがあるから見覚えあるものばっか。

現在の時刻は朝の5時半、昨日あのまま直ぐに寝て今の今までずっと寝てたらしい。我ながら寝すぎだと思う

まだ耕作せんせーが来るまで時間あるし寂しいなあ、、

医局行ったら誰か居るかな？そう思い点滴台を押しながら少しだけ覗き見することにした。

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医局を覗くとそこには名取せんせーがいた。

A『あ、名取せんせーだ』

名取「Aじゃん、大丈夫なの」

A『うん、平気ー』

名取「心配だから胸の音聞かせて」

名取せんせーはそう言うと私の脈拍と心臓、呼吸の音を聞いてきた。

名取「うん、大丈夫そうだし藍沢先生来るまで病室いな。寂しかったら呼べよ」

A『はーーい、またね』

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名取せんせーと別れたあと病室に戻って

ベッドで丸まってると私と同じ匂いの愛しい人が頭を撫でてきた。

A『耕作せんせ？』

ひょこ、と顔を出し少し掠れてる声でそう呼ぶと

藍沢「ん、大丈夫か」

A『だいじょーぶ、』

藍沢「…そうか、良かった。」

耕作せんせーは安堵の表情を浮かべ

医局へと戻った。

やっぱり少し寂しいけど…まあ仕方ないから
文句は何も言わないよ