君とまた、2人で堕ちていく [コード・ブルー ] (ページ30)

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理性ページ30

藍沢 side

Aが風呂に入って出てきた時思ったことは

可愛いとか

愛しいとか

そんな物ではなくて

ただただ、

色っぽい、そう思った。

さすがに俺も医者だし大人だ、

退院したばっかのこいつを襲うことなんてできない。

それなのにこいつは

人の気も知らないで

『一緒に寝よー』

なんて笑ってる。

藍沢「早く寝るぞ」

諦めて一緒にベッドに入ることにした。

A『こーさく、とんとんして』

目を蕩けさせ甘えた声でそういい見つめてくる、
俺はそっと額に口付ければAを抱きしめそのまま背中をとんとん、とリズム良く叩いた。

A『すき』

藍沢「知ってる、早く寝ろ」

A『こーさくは？』

どうやら満足のいく回答を聞かないと寝るつもりは無いらしい。仕方ない

藍沢「愛してる」

彼女よりも1枚、2枚上を取って

好きなんかよりも
もっと分かりやすく愛が伝わる言葉で

愛を伝えた。

Aは顔を真っ赤にさせたけど直ぐに微笑んで俺の腕の中で眠りについた