独占 ページ27
藍沢side
無事に意識が戻ったから本題に入りたい 。
藍沢「今回の自傷は、いつからしていた？」
A『ん、と、一昨日、？』
藍沢「…そうか」
A『とめないの？』
藍沢「血が止まらなく病気がある訳でもない。お前が生きてるならなんでもいい」
A『耕作せんせーのそういうとこ、すきだよ』
藍沢「出来れば、しないで欲しいけど」
A『大丈夫 、 もうしないよ』
藍沢「、そうか」
藍沢「音、聞かせろ」
A『はあい』
藍沢「あと点滴も変えるぞ」
A『痛くしないでね』
藍沢「当たり前だろ」
.
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.
.
.
藍沢「呼吸の音もいいからマスク外すぞ」
藍沢「冴島 、点滴持って来てくれるか」
冴島「はい」
藍沢「動くなよ」
A『分かってるって(笑)』
藍沢「ほら、点滴抜けないようにしろよ」
A『はあい』
A『せんせー、ぎゅうして』
藍沢「ん」
A『せんせーの匂いほんとに好きなの、私』
藍沢「お前がこの匂い好きだって言うから、洗剤変えてないんだよ」
A『せんせー私の事すきすぎ、』
藍沢「…うるさい」
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緋山「ねえあれなに？ほんとに藍沢なの？」
白石「私が聞きたいよ」
緋山「フェローにも私たちにもあんだけ素直ならいいのに」
.
.
A『だーめ、耕作せんせーの素直なとこは私の前だけなのー』
緋山「…あんたらいつから居たの？」
A『せんせー達の会話が聞こえてから耕作せんせーに連れてきてもらった！』
藍沢「…ふ」
緋山「…ほんとAの前だとよく笑うね」
白石「ほんとだよ」
緋山「まあ、邪魔しないどくわ(笑)」
白石「そうね、私たちは行こうか(笑)」
A『あ、いっちゃった。』
藍沢「俺はお前と2人の方が嬉しい」
A『その急なデレはなに！！』
藍沢「顔真っ赤、可愛い」
A『あーーーー、もう、』
藍沢「早く部屋戻るぞ」
顔を真っ赤にして俺の背中を軽く叩くAを心の底から愛おしいと思った 。
こんなにも誰かを守りたいと
幸せにしたいと思ったのは
初めてだったから。
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作者名：朔 | 作成日時：2023年8月27日 18時
