君とまた、2人で堕ちていく [コード・ブルー ] (ページ18)

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悋気ページ18

Aside

耕作せんせーのとこに行こうと緋山先生と一緒に

彼の元へ向かっていた。

でもやっぱ、来なきゃ良かった。

私たちの目線の先には

髪の毛が長くて綺麗な女の子が耕作せんせーと腕を組んで笑ってる

そんな姿があって。

私は見てられなくなり

みほせんせーに『ごめん』と呟いて

屋上へと走った。喘息なんてどうでもいい

呼吸が苦しいよりもずっと、

心が痛くて苦しかった。

緋山「ちょっと！！！A！？」

藍沢「…！どうかしたのか？」

緋山「どうかしたのかじゃないよ、あんたのせいだからね？」

緋山「何したか自分で考えな。」

藍沢「…」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私を呼ぶ、たくさんの声。

嬉しいはずなのに私は

『来ないで、』

そう拒絶した。

まさか自分がこんなにも嫉妬深くて

嫉妬して、死にたくなるくらい

耕作せんせーのことが好きだって気付かされて

どうしたらいいかわかんないの。

好きなのに、嫌い。

矛盾だらけだよね。でも仕方ないでしょ？

私だけを甘やかしてくれるって信じてたのに

結局、人間は嘘つきだから。

私は震える手で電話をとり新海先生を呼んだ。

新海「なにこれどういう状況？」

初めて拒絶された救命メンバー。

新海「なるほど、わかった。おいで」

新海先生は私をお姫様抱っこしてどこかに連れてってくれた。

でも私は見逃さないよ。

耕作せんせー、なんでそんな苦しそうな顔するの？