恐怖の晩餐、開始。 ページ12
「クソっ……!!どっちに逃げても何処からでも湧いて来る!!」
二手に分かれて屋敷内を飛び回りながら蜘蛛を避けてるが……gangbeast使っても追い付かれそうだ
「おっつん!!何か解決策わぁ!?」
おついち『今んとこなぁぁぁぁい!!サイレントヒルで逃げても駄目だね!!ヤツら、こっち側まで来ちゃう!』
はぁー……。なーるほど
極論、本体ぶっ潰すしか無いのか……
「どーすっかなー………ッとォッ!?」
脚に重さを感じて振り返ると、ねばぁぁあ……と音を立てて蜘蛛の糸(それもトリモチ並の)がくっついていた
おついち『どうした?兄者?』
「いや、なんでもねーよ。蜘蛛の糸が引っかかっただけ」
おついち『……兄者、僕から一言助言なんだけど』
「ん?」
おついち『鉛筆位の太さになった蜘蛛の糸って……小型ロケットも受け止める程度の耐久性が有るからね?』
……は?
いやいやいやいやいやいやいやいや!?
マジかよ!!
「ふんぬぬぬぬぬぬぬぬぬッ!!」
「ぶぐんでどぅぬぬぬぬぬぬぬぬぅッ!!」
……抜けねえ
gangbeastでここまで頑張っても抜けん!!
おついち『で、抜けた?』
「無理。」
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作者名:さくら | 作成日時:2018年1月26日 19時