第五十二話 ページ24
「センゴクさん、終わりました」
「……A、大丈夫か？」
「……大丈夫に見えますかね」
この三ヶ月間。
部屋と元帥室を行き来しながら生活していた私は、骸骨みたいな顔になっていた。
私の書類とクザンの書類をやると、いつの間にか一日が終わってしまうという……。
一日の睡眠時間が大体一時間位しか無いし、ご飯食べる暇も惜しくて腹ペコ。
周りから見ても、健康な人には見えないと思う。
「……そうだよな」
「それで、次の分は？」
「今回はもういい。お前は休め」
「……いいんですか？」
「一ヶ月の休暇をやる。その顔何とかしてこい」
「ありがとうございます……！」
やった……休みじゃぁぁぁあ！！
こうして休暇を手に入れた私は、ハイテンションで
元帥室を飛び出した。
(ヒャッハァァァァァア！！)
(！？A大将？……)
(久しぶりに見たな。どうしてたんだろ？)
「！！Aちゃん！？どうしたの？」
あ、クザンだ！久々に見たなぁ！
…………。
「アンタのせいじゃぁぁぁあああ！！」
「は？ちょえっなにゴフッッ……」
あー、スッキリした。
私は清々しさを感じつつ、やっぱりハイテンションで自分の部屋に戻った。
(……やっぱA大将強ぇぇぇ)
(あの青雉さんが一瞬で倒されるなんて……)
----------
「後はカバンにスマホ入れて……よしっ！」
早速外出の準備をした私は、鼻歌を歌いながら部屋を出た。
「フンフンフフーン♪」
ベ○ーランド懐かしい。
さて、休暇はどこで過ごしたものか。
とりあえず、カゲロウ島の家に戻ろう。
何かあった時のために、生活に困らない程度の家具は残しておいたんだよね。
その後は……どうしよう。
あ、体鍛え直すか。
どうせならミホークと手合わせでもしたいな。
弱めの海賊相手に戦って見るのもいいかも。
私以外の三大将はもう二つ名もらってるのに、私だけまだないからね。
それもこれも全部、クザンの所為だ、うん。
「大将！こっちです！」
「あ、どうも」
そうこうしているうちに、軍艦まで来た。
海兵くんが呼んでくれなきゃ気づかなかった。
「カゲロウ島までお願いします」
「はい！それにしても、お久しぶりですね！」
「ははは、色々あったんです」
主にクザンのせいですけどね。
海兵くんとの会話を終えた私は、船室でおとなしくしていることにした。
(Aさん、隈がスゴかったなぁ)
(相当忙しかったんだろうな)
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漆鬼凪(プロフ) - あいリンゴさん» コメントありがとうございます！いやぁ、そう言われると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2014年8月31日 22時) (
レス) id: 1d23b95b56 (このIDを非表示/違反報告)
あいリンゴ(プロフ) - スゴイ面白い作品ッス！！ハイキュー!!とワンピのコラボ作なんてよく思いつきましたね！！私なら、絶対に思いつかない…あっ！スミマセン！！私の独り言が！！お気に入り登録もさせていただきます！更新頑張って下さいね！！ (2014年8月31日 20時) (レス) id: edd937c1b4 (このIDを非表示/違反報告)
漆鬼凪(プロフ) - 黒猫かぶりさん» 私は逆にしばきたい(((分かりますよ！その気持ち！ (2014年8月27日 13時) (レス) id: 1d23b95b56 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かぶり(プロフ) - 海軍入隊希望ーーーっ！青雉の部下がいいですっ！仕事でも何でもやりますからーーーー(((( (2014年8月27日 13時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)
漆鬼凪(プロフ) - 黒猫かぶりさん» 私もでぇぇぇぇぇすぅぅ((すいません！ コメントありがとうございます！ (2014年8月27日 12時) (レス) id: 1d23b95b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆鬼凪 | 作成日時：2014年8月22日 19時
