第四十四話 ページ16
どうも！Aです！
先ほど、海軍で正式なデビューを果たしました！
いやぁ嬉しいですねぇ！
……茶番はやめよう。
いや、デビューは果たしたんだけど。
「ハァ？女が大将かよ！？」
「しかも弱そうだぞ！俺の方が強くね？」
「大体若すぎるだろ！」
なんか色々と言われているわけ。
ちょっとムカつく。
私の事弱そうって言ってる人、見習いさんレベルじゃん。
若い女が上司じゃ不満だって？
それはセンゴクさんに文句言えよ！知らないよ！
「あ、あの、Aちゃん？」
「何？」
「いや、何怒ってるの？」
「やだなぁ、別に怒って無いけど」
「スイマセンデシタ」
「だから、怒ってないってば」
もう、意味わかんない！
クザンも、別に怒ってないって言ってるじゃん。
「ハァ、おい！静まれ！コイツが弱いと思っているやつは多いだろう。女だからな、気持ちは分かる！」
男尊女卑ですか？大嫌いですけど。
女が弱いって誰が決めた、この野郎。
「今から、コイツとガープ中将に戦ってもらう！その結果を見てから判断するといい！」
「だってよ！絶対負けるよな！」
「あのガープ中将だぜ？女なんて一捻りだろ」
また勝手に言ってるよ。
正直、今の私ならガープさんが相手でも、少なくとも負けることはないと思う。
「おっ！Aと戦うのか！」
「そうみたいですね。よろしくお願いします」
「おう！よろしくな！」
「二人とも、前に出ろ」
私の強いって見せてあげる。
レイリーさんの弟子として、負けたりはしない。
「それじゃあ程々に。始めろ！」
こうして始まった戦いは、衝撃の結果を迎えた。
--------
誰もが皆唖然とする中、私は一人、嬉しさを噛み締めていた。
「しょ、勝者は、A！」
「「うぉぉぉぉっ！すげェ！」」
か、勝ったどぉぉお！！
なんだかんだ言って、不安だったんだよ。
ここで負けたら示しがつかないから、一先ず引き分けに持って行こうと頑張った結果。
なんと！勝てちゃったって感じだからね。
ガープさんには申し訳ないけど、ここで負けるわけにはいかなかった。
でも強かったぁガープさん……。
「ハッハッハ！負けてしまったわ！」
「スゲッ！ガープさんに勝っちまった！女なのに」
「女でご不満なの？クザン？」
「大変申し訳ございませんでした」
「「スイマセンでした！Aさん！！」」
「分かればいいですよ」
「「ありがとうございます！」」
まぁ、丸く収まったんじゃないかな。
こうして波乱の新組織紹介が終わった。
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漆鬼凪(プロフ) - あいリンゴさん» コメントありがとうございます！いやぁ、そう言われると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2014年8月31日 22時) (
レス) id: 1d23b95b56 (このIDを非表示/違反報告)
あいリンゴ(プロフ) - スゴイ面白い作品ッス！！ハイキュー!!とワンピのコラボ作なんてよく思いつきましたね！！私なら、絶対に思いつかない…あっ！スミマセン！！私の独り言が！！お気に入り登録もさせていただきます！更新頑張って下さいね！！ (2014年8月31日 20時) (レス) id: edd937c1b4 (このIDを非表示/違反報告)
漆鬼凪(プロフ) - 黒猫かぶりさん» 私は逆にしばきたい(((分かりますよ！その気持ち！ (2014年8月27日 13時) (レス) id: 1d23b95b56 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かぶり(プロフ) - 海軍入隊希望ーーーっ！青雉の部下がいいですっ！仕事でも何でもやりますからーーーー(((( (2014年8月27日 13時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)
漆鬼凪(プロフ) - 黒猫かぶりさん» 私もでぇぇぇぇぇすぅぅ((すいません！ コメントありがとうございます！ (2014年8月27日 12時) (レス) id: 1d23b95b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆鬼凪 | 作成日時：2014年8月22日 19時
