131.お兄さんモード ページ31
結弦くんの家に帰り、夜はまた
家族団らんの仲間に入れてもらった。
結弦くんは練習の準備をしている。
その隙に結弦くんの顔をガン見する。
真剣な顔。伏し目……まつげ……。
なんでこんなにキレイなんだろう？
まず鼻筋がキレイだよね。
鼻からアゴの横顔ライン好き。
うっすら残る傷跡が泣けるけど。
口もかわいいよね。
富士山唇から時々のぞく前歯……萌え案件。
で、切れ長の目でしょ？
……あ、全部だった。
「何ニヤニヤしてんだよ？」
「え？ ニヤニヤしてた！？
何でもないよ。準備出来たかなーって思って。」
「ガン見しすぎじゃね？」
「……バレてました？」
「視界に入ってきてウザい。」
「むー……。ヒドイなぁもー。」
「行くよー。」
「あ、はいっ！」
お母さんの車をお借りして
私が運転をして行くことになった。
「遅くにお迎え行かなくて済むから
助かるわ。よろしくね！」
「はい。気をつけて行ってきます。」
「……今から練習でしょ？
なんでそういうモードになるわけ？」
「え、別に大丈夫だもん。」
「運転に支障が出るってば。」
「いやぁ、どうも手持ち無沙汰で。」
「知らないよ。やめて。」
「うーわ。冷てぇ。」
「だってお母さんの車だよ？
そういうモードになる方がおかしい。」
「え？ いつもと違うのは興奮材料だよ？」
「……マジ変態。」
「へへっ。怒ってるAも可愛いなぁ。」
今から練習に行くっていうのに
普通のお兄さんモードのままだけどいいのかな？
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菜紬(プロフ) - てごさん» コメントありがとうございます！いつも読んで下さっているなんて‥感激です(≧∀≦)書いているとどんどん口が悪くなるので（笑）心配でしたが、楽しんで頂けて嬉しいです♪ (2020年6月16日 22時) (
レス) id: a7d05f70f7 (このIDを非表示/違反報告)
てご(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております( ´∀`)口の悪いゆづ君も良い感じですね。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: 9f3d54ffe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜紬 | 作成日時：2020年5月22日 13時
