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130.仙台名物 ページ30

 
 
 
お母さんは近くをのんびりドライブしてくれる。


「本当にいい所ですね。
 都会と自然のバランスが良くて。」

「へぇ。そうなの?
 ずっと住んでるとこれが普通だから
 意外と分からないものね。」

「あぁ確かに!
 そういうものかもしれませんね。」

「そうなの。私ずっと仙台だからね。

 ねぇ。お昼どこかで食べない?」


「えー。マジか。」

「ほら、あの牛タン屋さんなら個室だし
 いつも良くしてくれるでしょ?
 せっかくならAちゃんに仙台の
 美味しいもの食べて欲しいじゃない。
 ねーゆづー!」

「……あ、はい。そうっすね。」

「なんなの? ほんっと気が利かないね。」

「……すいません。」

「私、電話しておくね。」

「わーい! 牛タン食べたかったんです!
 ありがとうございます。」


こじんまりとした老舗な雰囲気のお店に到着する。


「いつもありがとうございます。
 こちらにどうぞ。」

「俺、まだ腹減ってないな。」

「は? 何?」

「……いえ、何でもないです。
 A、半分こしねぇ?」

「ちょっと! 余計な事言わないでよ。」



なんかわちゃわちゃしてる(笑)。
ほんと仲良し姉弟だなぁ。

 
「Aちゃん。ここの牛タン美味しいよ。
 いっぱい食べてね。」

「はい! 楽しみーっ!」


みんなでおしゃべりをしながら
牛タンに舌鼓を打つ。文字通り。


「んー。美味しー。」

「うん。うまっ。」

「結局食べきってるし。」

「意外といけた。」



「Aちゃん明日帰っちゃうんでしょ?」

「そうなんです……。
 また遊びに来てもいいですか?」

「もちろん! また来てね!」


思い掛けず仙台名物が食べられて嬉しい。
他にも色々食べてみたいなぁ。
また遊びに来れるといいな。
 
 

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設定タグ:羽生結弦 , ドS , フィギュアスケート   
作品ジャンル:恋愛
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菜紬(プロフ) - てごさん» コメントありがとうございます!いつも読んで下さっているなんて‥感激です(≧∀≦)書いているとどんどん口が悪くなるので(笑)心配でしたが、楽しんで頂けて嬉しいです♪ (2020年6月16日 22時) (レス) id: a7d05f70f7 (このIDを非表示/違反報告)
てご(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております( ´∀`)口の悪いゆづ君も良い感じですね。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: 9f3d54ffe3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜紬 | 作成日時:2020年5月22日 13時

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