119 Puls Ultraだから ページ19
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やたら、心臓がドキドキしていてうるさい。
顔が熱すぎて、のぼせてしまいそう。
ぐるぐると回る目に耐えていると
もういいぞ、っていう声が聞こえて
恐る恐る振り返った。
「悪かったな、驚かせちまって」
『い、イエ、コチラコソ…』
「大丈夫か？」
…大丈夫じゃありません。
焦凍を見ようとすれば、さっきの光景を思い出して
すごく恥ずかしいんです。
一人、豪快に冷や汗をかきつつ
あはは、と愛想笑いをすれば
焦凍はキョトンとしていた。
…もう、無自覚め。
「ところで、どうしたんだ？こんな遅くに」
『え？まだ……って、もう11時！？』
やだ、もうこんな時間だったなんて。
オールマイトってば、よく付き合ってくれたよ…。
気づけばあっという間に時間が経っていたことに驚きつつ
本題を思い出して、私はのめり込むように
焦凍に笑顔を見せた。
『あのねっ、私ね！自由に犬の姿になることが出来たの！』
「…本当なのか？」
『うん！もちろん！！やっと制御出来たんだよ！』
「そうか…出来たんだな」
『あれ、なんか反応薄くない？』
褒めて褒めてと言わんばかりに
尻尾がちぎれそうなくらい振ってたのに
焦凍ってば、相変わらず冷静で少しいじけてしまう。
「いや、なんか実感湧かなくてな…
けど、Aが目指してるのはヒーローなんだろ？
まだまだこれからだと思う」
『むーっ……ふふっ、焦凍ってば厳しくなった』
「飴とムチ、だろ？」
『えへへっ、そうだね！』
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空涼(プロフ) - えるさん» コメントありがとうございます！私もそう言っていただけて嬉しいです！！ (2018年11月4日 23時) (
レス) id: 82096225c9 (このIDを非表示/違反報告)
える - すっごく幸せ気分になれるお話でした＾＾！ (2018年11月4日 22時) (レス) id: 1eed16b69d (このIDを非表示/違反報告)
きよりん(プロフ) - 空涼さん» 番外編も楽しみます！！ 二人の子供も気になります！ (2018年8月31日 14時) (レス) id: 5f1549994e (このIDを非表示/違反報告)
空涼(プロフ) - きよりんさん» 長らくお待たせしましたー！大好きだなんてすごく嬉しいです！！番外編少し書くつもりなのでよろしければこのままお楽しみに！（笑） (2018年8月31日 13時) (レス) id: 82096225c9 (このIDを非表示/違反報告)
きよりん(プロフ) - 完結しちゃった！！！大好きだったのですごく寂しいです！！でも完結おめでとうございます！！！ (2018年8月30日 22時) (レス) id: 5f1549994e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空涼
| 作成日時：2018年7月10日 13時
