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ある日、私たちはビッチ先生の誕生日が過ぎていることと


くっつかないかと予想している烏間先生からプレゼントを貰ってないことを知った。



そこで、片岡さんたちがビッチ先生を連れ出し


私を含めた数人でプレゼントを買いに行った。



だけど、全く良い案が思いつかなくて

道端で話し合っていると、花屋さんが話しかけてくれた。



女性のプレゼントには花が良い、と。


花屋さんの名案に花束を贈ることに決まった。



一輪の花を貰った神崎さんをじっと見つめる杉野に

もしかして、と勘付いてしまい

慌てて視線を逸らせば、

その先にはカルマと奥田さんが目を合わせていた。



その瞬間、モヤッとした黒い感情が

心の中を埋め尽くしていく。



…なんか嫌だな。


無意識にそう思ってしまった。


でもそれは、カルマと奥田さんの仲を壊しかねない。

私のわがままでそうなるのは嫌で

誰にも気づかれないように、そっと心の奥にしまい込んだ。



買った花束を持って、烏間先生を説得し

何とかプレゼントを渡してもらえることになった。



…なのに、烏間先生はやっぱり女心を分かっていなくて。

すぐに、私たちの企みだとバレてしまった。


そのせいか、その日からビッチ先生は学校に来なくなってしまった。



『相当ショックだったのかな…』

「まさか、こんなんでバイバイとかないよな…」

「そんなことはないよ。彼女にはまだやってもらうことがある」


「だよねぇ。なんだかんだ居たら楽しいもん」


「そ、君たちと彼女の間には十分な絆が出来ている。それは下調べで既に確認済みだ。

僕はそれを利用させてもらうだけ」




……え??

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りるる - 続ける気が無いなら作んないでくれる? (2022年9月1日 21時) (レス) @page47 id: bfd3ef8afe (このIDを非表示/違反報告)
無理ゲーはパス - 楽しみにしてます! (2017年7月1日 17時) (レス) id: f75776f7ba (このIDを非表示/違反報告)
無理ゲーはパス - 何回も読みました やっぱりすごいです! (2017年6月25日 21時) (レス) id: f75776f7ba (このIDを非表示/違反報告)
空涼(プロフ) - 無理ゲーはパスさん» どうもありがとうございます!! (2017年6月24日 7時) (レス) id: 82096225c9 (このIDを非表示/違反報告)
無理ゲーはパス - 続き楽しみにしてます (2017年6月23日 20時) (レス) id: f75776f7ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空涼 | 作成日時:2017年5月5日 9時

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