幼馴染の赤髪くん4【赤羽業】 (ページ2)

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次の日の朝

学校に着けば女子が男子にすごく怒っていた。

それはまぁ怖い顔で。

「何やってんの？」

「ちょっと痴情のもつれが…」

「ふーん？」

するとこちらに来たイトナ君がカルマに話しかけた。

「カルマ、俺は今日サボる。いい場所教えろ」

「おっ話せるじゃん、いいよ？」

『行ってらっしゃーい』

二人を見送ると、私は機械の事を渚に質問した。

『そういえば、昨日のどうなったの？』

「あー、実はそれが問題なんだよね」

『ん？』

なんで、それが女子を怒らせる原因に？

首を傾げていると片岡さんが血相を変えて私に近寄ってきた。

「若原さん何か知ってるの！？」

『へ？』

「まさか、Aちゃん犠牲になってないよね！？」

『だから何が…』

「おい、若原！俺等の無実証明を…」

「「岡島は黙ってて！」」

片岡さんとひなたちゃんのお叱りに

タジタジになる岡島。

しばらくして二人に落ち着いて説明してもらうと

あの機械を使って女子のスカートの中を覗こうとしていたらしい。

『うわ、もう私知らない。自業自得だよ、反省しなさい』

「はい…」

私の一言にシュンとなる男子達。

「お前等バカだねー。でもA良かったじゃん、見られなくて。

お子様なやつ見たらみんな幻滅するから」

いつの間にか帰ってきたカルマに爆弾発言をされてクラス全員が固まる。

逆に私の顔はどんどん真っ赤になっていって…

「こんの…バカルマー！！小6の話でしょ！？なんで言うの！？最低っ」

「カルマ、Aのパンツ見たこと…」

『岡島黙って！あれは事故だから！』

みんなに誤解を解こうと必死になっている横で

渚とカルマが話しているのには気づかなかった。

「カルマ君…いくら何でも独占欲丸出しじゃダメだよ…」

「つい苛めたくなっちゃったわ」