Truth 41 ページ41
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あ「戻っちゃった…」
一年ぶりの自室。
気のせいなのか、小説の量が増えた気がする。
朝になれば聡くんが朝ご飯だよ、と
部屋に呼びに来てくれた。
家族に、タイムスリップしたことバレてないのか
少しそわそわしてしまったけど
普通に接してくれるあたり、大丈夫そうだ。
…でも、一年もの間みんなに嘘をついているのは
少し心苦しかった。
いくら、健人に会いたいからって
なんの相談もなしに動いちゃったのだから、
申し訳ない。
聡「おばあちゃん、今日は天気良いから散歩いけるかもよ！」
この聡くんにまで…。
聡「おばあちゃん？」
きっと、別世界の私とも仲良くしてくれているんだろう。
だったら、この子になら話してもいいかもしれない。
あ「聡くん」
聡「何？」
あ「学校が終わったらお話しない？」
聡「もちろん！おばあちゃんは俺がいないとダメだね」
あ「…本当だね」
肯定の言葉に、首を傾げた聡くんだけど
お母さんに急かされて、急いで学校に向かった。
夕方になり、聡くんが学校から帰ってきて
さっそく私の部屋にやって来た。
座布団の上にあぐらをかいて
私が喋り出すのを待っている。
あ「昨日までの私、どうだった？」
聡「どうって…いつも通りだけど？」
あ「そう」
あ「実はね…」
言おう、全てを。
そして、聡くんから伝えてもらおう。
私自身じゃ会えない、別世界の私へ。
…ごめんね、と。
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空涼(プロフ) - あいさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(´；ω；｀) (2017年10月9日 22時) (
レス) id: 82096225c9 (このIDを非表示/違反報告)
空涼(プロフ) - ?神谷アリス?さん» 良かったです！ありがとうございます！！ (2017年10月9日 22時) (レス) id: 82096225c9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 完結おめでとうございます。お話の世界観が好きでとても面白かったです！次の作品も楽しみに待ってます。 (2017年10月9日 22時) (レス) id: 60b6eaf521 (このIDを非表示/違反報告)
?神谷アリス?(プロフ) - とても面白かったです！ありがとうございます！ (2017年10月9日 20時) (レス) id: 9b7870eb0f (このIDを非表示/違反報告)
空涼(プロフ) - あいさん» 嬉しすぎます…！！本当にありがとうございます♪ (2017年9月17日 20時) (レス) id: 82096225c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空涼
| 作成日時：2017年9月7日 11時
