Secret 01 ページ1
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高校生活ラストの年。
受験も終わり、日に日に寒くなるこの季節。
俺、中島健人は気づけば
この高校生活で周りの女の子から
王子様ってあだ名をつけられるくらい
人気になっていたりする。
「健人くん！一緒に帰ろ？」
「今日ね、クッキー焼いてきたんだ！食べてくれる？」
「健人ー、今日みんなでカラオケ行こうよ」
放課後になるや否や、俺の周りに集まる女の子に俺は笑顔で対応した。
そうする度に、黄色い悲鳴が聞こえて
これが原因か…って自覚したりもする。
まぁ、女の子みんな可愛いし？
悪い気はしないよね。
結構俺って遊び人かもしれない。
健「じゃあみんな、帰ろっか？」
そう声を掛けて俺が歩くと
女の子も俺の周りについてくる。
女の子に不自由はしたことはない。
でも逆に好きな人は作らないんだ。
だからもちろん、俺が対応するのは日常的な会話だけで
身体の関係はもたない主義。
俺、そんな落ちぶれた奴じゃねーし。
風「未だにお前と仲良くしてるのが不思議だわ」
次の日の朝、女の子を追い払って俺の前の席に座った男子
菊池風磨は、俺の親友であり幼馴染でもある。
健「俺等はそういう運命なんだよ〜」
風「気持ち悪りーこと言うなよ。
お前、元々王子気質だったけどこの3年間で爆発したな」
健「だって女の子は大切にしないと」
風磨と俺の性格は真逆だ。
風磨は、やんちゃな方で男子とばっかつるんでる奴。
でも俺だって男だ。羽目を外して騒ぎたい時もある。
その時の風磨は心強い味方だ。
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空涼(プロフ) - Dさん» 元々考えていたプラス、書こうと思ったきっかけがそれですね！ (2017年8月24日 23時) (
レス) id: c26cc2f18b (このIDを非表示/違反報告)
D - 僕は今日昨日の君とデートするみたいな感じですか？ (2017年8月24日 22時) (レス) id: 80b3e0ffbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空涼
| 作成日時：2017年8月11日 16時
