チャニョルの奥さん (ページ7)

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友達と友達ページ7

上野で開かれているコラージュ展は、各国から有名なアーティストが参加していた。

ユナの作品は展示会のなかでもおおきな額縁に飾られている。

BH「すごいのなー。チャニョルの写真でコラージュしてもらったら？」

CY「え？あちこち、切り取られるの？」

BH「いや…まあ笑」

『チャニョル』

声をかけられ振り向けば、ユナがいた。相変わらず小さな背丈だが、ふわふわした笑顔をしている。

可愛い………
久々に見るとそう思ってしまう。

CY「はぅ///////」

BH「なんの効果音？」

『初めまして』

BH「あ、はじめまして。チャニョルの友達です」

『あ、韓国語で大丈夫ですよ。一年半で覚えたので』

そう、ユナはチャニョルとせっかく友達になったので韓国語を通信で教わっていた。完全にマスターしている。

BH「すごいね、この作品。評価高いんじゃない？」

『そんなことないですよ』

ユナが照れてる。

CY「ユナ、相変わらず…」

『ん？』

BH「ｼﾞｰ」

CY「小さいね(しまった…俺としたことが)」

本当は可愛いと誉めたかったのに。ユナは苦笑い、となりでベッキョン空笑い。