前夜(D.O) (ページ30)

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KS「俺にとって、ユナは癒しだよ」

『そう？』

なんか嬉しい

KS「さっきドアを開けて、ユナが寝間着姿で出てきたときにさらに思った」

『やめてよー恥ずかしいよ、あんな格好』

ギョンスは笑う。

KS「あの姿が毎日観れたらなぁって」

『…………』

KS「…毎日一緒にいたら、俺は幸せ」

『…うん。』

KS「泣くなよー」

ギョンスの指が涙を拭う。
今は拭ってくれる人がいる。

『本当は寂しかったの。もっと会いたいし。でも仕事も頑張らないといけないし』

KS「うん」

『あの頃にもどりたい』

KS「過去に戻ったらダメだよ」

『え？』

KS「未来があるよ、俺達。」

『………………』

KS「ユナ」

『うん』

KS「俺のそばにいてくれる？」

『うん』

KS「こっちで一緒に暮らそう」

『でも、ギョンスの仕事は？』

KS「実は………大邱からソウルの本社に異動したんだ」

『え？！ほんとに。』

私は嬉しすぎてギョンスに抱きついた。