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目覚め ページ6
ユナは以外にも、目を覚ました時に驚きもしなかった。
『わたし、また』
MS「よくあるの？こういうこと」
『ええ、まあ。今月は二度目です』
MS「それ、良くないよ。栄養失調だって。絶食しているから、あんなに食べれるのか？」
『まあ。』
細い腕、細い指。小さな体。
MS「ちゃんと、食べろ」
世話好きなもんだ。
あれから、入院中のユナに付き添ってしっかり食べるように説得する。顔をそむけたり、なかなか頑固。
MS「なあ…。俺が困るんだよ。」
『えーミンソクさん。関係ないでしょ』
MS「まあ…たしかに」
なに言ってんだろ、俺。ユナが食べなくて、何に困るんだろう。
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作者名：S.B.H | 作成日時：2020年12月16日 2時
