ミンソクさんの奥さん (ページ21)

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散歩ページ21

食後のウォーキングは、元々ダイエット目的でやっていて習慣になった。ユナの健康管理をしていた頃も、何度か歩いたな〜。

MS「長いズボンにしなさい」

『えーなんで。』

MS「ほら、言うことを聴く！」

ユナは渋々着替えてくれた。
ユナの手から可燃ゴミの袋を取り上げて、ゴミ出しする。嬉しそうにユナが笑っている。

『朝からミンソクさんとデートだ』

MS「ん…照」

しっかりユナの手を握って歩いていく。散歩向きの公園があるから、ここに住んでいることが便利だ。

『あったかくなって良かったよねー。冬場は寒くて歩けないもん』

MS「そうだね。それに、去年のユナは雪で転んで泣いてたっけ〜？笑」

『やめてよ、恥ずかしい！それにミンソクさんだって一緒に泣いてたくせに』

MS「えぇ？そうだっけ恥ずかしい」

ユナが泣くと泣きたくなるのは付き合っていた頃から。ユナが笑っている時は笑いたくなる。

今も二人して思い出し笑いしている。