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作「俺・・・どうしたら、好きになって貰えますか?」
「っ、!?」
作「Aちゃん、俺の気持ち・・・気付いてるんでしょ?」
「・・・っ、」
強気な表情から感じられる彼の感情に言葉が詰まる。
じっと見つめられて、逸らせないほどの強い眼差し。
作「・・・好きです」
「作ちゃん、」
作「彼女になってください」
「・・・っ、」
ダイレクトな告白に胸が一気に加速して、
感情が入り混じって泣きそうになる。
「っ、・・・」
作「・・・?」
どうしよう。
本当は、すごく嬉しい。
嬉しいのに、すごく・・・嬉しいのに。
「あの、作ちゃん」
作「・・・っ、」
「私ね、」
そう言って私が口を開いて真っ直ぐと作ちゃんの顔を見つめた瞬間「姉ちゃん!!」という声。ビクッとした私に、途端に揺れた作ちゃんの瞳。
雄「こんなとこでなにしてんの」
「雄登」
雄「・・・作ちゃんも、なにしてんの?」
向かい合う私たちの間に入った雄登は顔を顰めて「・・・帰ろ、」と私の手を引く。
「ま、待って!」
雄「なに?」
「私、作ちゃんと話さないといけないの」
雄「なんで?」
不機嫌な雄登は「俺の友達となに話すんだよ」と言い捨てると、作ちゃんを見つめて「なんで俺の姉ちゃんと一緒にいんの?」と彼を睨んだ。
作「それは、」
「ねぇ、なんで怒ってるの?」
雄「っ、いいから帰ろ」
「ちょ、雄登!」
痛いくらいに腕を引っ張られて、「二人でコソコソしてるとかマジ意味わかんないから!」と彼が怒ったように声を上げると作ちゃんは申し訳なさそうな表情をした。そのまま引きずられるように家に帰ると雄登はなにも言わずに自分の部屋に入ってしまった。
「なんだったんだ・・・」
ため息を吐いて、急いで作ちゃんに連絡すると、「俺もごめんなさい。那須に言ってなかった俺も悪いから」と返事が来て、また改めて話そうということになった。告白されたはずなのに、怒涛の展開すぎて自分じゃ処理できなくてすぐにながつにメールを入れると「明日、話そ!」と返事が来て、ふぅ・・・と息を吐いた。
とにかく、心がずっと騒がしかった一日だ。
目を閉じると思い出す作ちゃんの横顔に、胸がキュッと狭くなった。
自分が思ってる以上にきっと、恋をしているんだ。
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妄想女子(プロフ) - はじめまして、3年たった今でも待ってます! (7月26日 14時) (レス) @page31 id: a281949802 (このIDを非表示/違反報告)
Jam(プロフ) - はじめまして。こんなにも心揺さぶるお話に出会ったのは久しぶりで、すごく幸せです。ゆうぴー担ですが作ちゃんにキュンキュンしすぎてやばいです… (2020年12月14日 0時) (レス) id: 065f33fc65 (このIDを非表示/違反報告)
でん - 本当に素敵です、、読んでて引き込まれました。また、楽しみにしてます (2020年6月12日 1時) (レス) id: fd92cca3ea (このIDを非表示/違反報告)
satona(プロフ) - こんばんは、突然のコメントすみません。通知が来て泣きそうになりました。更新ありがとうございます、愛美さんの書かれる作ちゃんにまた会えて嬉しいです。次も楽しみに、のんびり待ってます (2020年5月6日 0時) (レス) id: df81ed5f0c (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 素敵な作品に巡り合えた・・・・!という感動でいっぱいです!わたしのだいすきな彼が詰まっていてキュンキュンします・・・・!更新楽しみにしています。 (2019年11月10日 13時) (レス) id: 595ff179b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛美 | 作成日時:2018年11月25日 0時