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「ただいま〜」
そう声を上げると返事は返ってこなくて、その代り何やらガヤガヤと中から声が聞こえてた。
靴を脱ごうとして下を向くとローファーがたくさん。
雄登の友達か、と思って家に上がってリビングを覗くと案の定DK達がうちのリビングを占領してた。
龍「Aちゃんだぁ」
飛「お邪魔してまーす！」
雄「姉ちゃんおかえり」
「はあ(笑)出た出た(笑)」
真っ赤なほっぺたでニコニコするりゅーがちゃんと、相変わらず元気そうなうっちゃん。
雄登が「リビングで勉強してるけど、いい？」と私に問いかけてきた。
「いいよ」
頷いてそっちに近づくと見覚えのない顔が二つあって、そのうちの一人が「はっ」ってした顔で私を見つめた。
雄登「あ、瑞稀くんと作ちゃん！」
「ああ、いらっしゃい」
そう言って微笑むと右側に座ってた子が真っ直ぐ私を見つめて「井上瑞稀です」ってにこやかに笑う。
「瑞稀くんね。雄登の姉です」
そう言ってその隣に座ってる大人っぽい顔つきの子に目を向けると彼はじーっと私を見つめたままで。
どうしたのかな？って不思議に思ってると雄登が「作ちゃん？」と声をかけた。
作「あ、・・・作間龍斗です」
「作間くん、」
作「・・・はい」
人見知りなのか声が小さくて彼は緊張したように恐る恐る私を見つめた。
白い肌に高い鼻。
整った眉毛に、綺麗な切れ目。三白眼？
私を捉える真っ黒な瞳が途端に揺れて、彼は俯いた。
シャイなのかな？
「みんなゆっくりしてって」と、リビングから出ようとすると「あ、姉ちゃんジュース入れて〜」って雄登に頼まれて「自分でしなさいよ！」と口にすると雄登が「勉強すんの！」と顔を向けてきた。
龍「ねえ、Aちゃん喉乾いたっ」
おねがーい♡って頬を緩ませて手を合わせた龍我ちゃん。
「はあ、わかったから(笑)もうそんな可愛い顔しないで」
可愛くて仕方ないから「しょうがないな」って言って冷蔵庫に向かって行くとうっちゃんの「俺手伝う〜！」って声がした。
「はい、コップとって」
飛「はーい」
「何飲む？」
飛「何あるの？」
「いろいろあるけど、」
飛「えー、じゃあ俺コーラ！」
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ゆっきん☆(プロフ) - お話、ワクワク、ドキドキしながら、読ませてもらっています。続きが気になって途中で中断しなくちゃいけないときは早く続きが読みたくてソワソワしちゃいます。めちゃんこ、面白いです！！ (2021年10月10日 20時) (
レス) @page49 id: 6a5a4dc15b (このIDを非表示/違反報告)
しず(プロフ) - あらんですよね、？笑 (2019年5月24日 17時) (レス) id: 56d3701af2 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 大好きすぎます！らぶはうすからずっと愛美さんの物語を読ませて頂いていますが、カラクリが見えていく感じも、心情が繊細に描かれている感じもすんごく好きです！楽しみにしています！！ (2018年11月18日 0時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき音 - 面白くて一気読みしてしまいました〜！作ちゃん沼に落ちてしまったお姉さん（笑）なので自分と重ねて見てしまいます…更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年11月16日 18時) (レス) id: 2587946e14 (このIDを非表示/違反報告)
chii(プロフ) - 更新停止されちゃったのかと思って、1ヶ月前から毎日チェックしてました！！おひさしぶりです、！はやく続きよみたくてうずうずしてます〜 (2018年10月30日 20時) (レス) id: 130f1a370d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛美
| 作成日時：2018年8月17日 0時
