■ ページ20
「ついで、だからね？(笑)」
飛「ついででもいい！やったー！俺、助手席乗る〜！」
いえーい！って手を叩いてニコニコするうっちゃんに「ハイハイ、下で待ってるから」って言ってから、車を出す準備を始める。
玄関の前で私を待ってる3人の中で、うっちゃんだけが落ち着きなくずーっとニコニコしながら喋ってて本当元気だなーと笑みを零しサイドミラーを開けて「おいで！」って声を上げるとうっちゃんが「俺！俺、助手席！！」って2人を押しのけて車に乗り込んできた。
飛「Aちゃんの助手席ゲット！」
また「やったー！」って笑う彼に「大したことないでしょ？」と眉を下げると、「あるもん！」って嬉しそうに声をあげた。
「はいはい、ちゃんとシートベルトして」
飛「はーい♡」
「後ろの二人大丈夫ですか？(笑)」
龍「はーい」
作「はい」
玄関の前で澄ました顔で手を振る雄登に向けてクラクションを鳴らし、私はギアを入れた。
「えーっと、最初は龍我ちゃんの家かな、」
確か三丁目だよね〜って彼に確認を取りながら車のハンドルを回すと、隣でそわそわと楽しそうにしてたうっちゃんが「Aちゃんに質問していいですか！」って手を挙げた。
「え、なに〜？(笑)」
キラキラした瞳を向けてくる彼に「質問って？(笑)」って首を傾げる。
飛「Aちゃん好きな人いる！？」
龍「あ！知りたーい！」
飛「ねえ、作ちゃん！」
作「あ、・・・うん」
「絶対嘘だ(笑)」
「聞く意味ないでしょ？(笑)」と呆れたように笑ったらうっちゃんがすかさず「あるの！ね、作ちゃん！」っていちいち作ちゃんに振るから作ちゃんが「え、あ、うん」と戸惑ったように答えて。
「作ちゃん困ってるでしょ？(笑)」
作「あ、いや・・・」
「ふふ(笑)」
龍「ねえ、いるの？好きなひと！」
「いないですねえ」
飛「本当に！？本当に！？」
「いないの？本当にいないの？」ってうっちゃんが身を乗り出す勢いでこっちを見るから「いないけど？」というと「じゃあ〜、どういう人が好きなの？顔重視？性格重視？」と続けて問いかけてきた。
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ゆっきん☆(プロフ) - お話、ワクワク、ドキドキしながら、読ませてもらっています。続きが気になって途中で中断しなくちゃいけないときは早く続きが読みたくてソワソワしちゃいます。めちゃんこ、面白いです！！ (2021年10月10日 20時) (
レス) @page49 id: 6a5a4dc15b (このIDを非表示/違反報告)
しず(プロフ) - あらんですよね、？笑 (2019年5月24日 17時) (レス) id: 56d3701af2 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 大好きすぎます！らぶはうすからずっと愛美さんの物語を読ませて頂いていますが、カラクリが見えていく感じも、心情が繊細に描かれている感じもすんごく好きです！楽しみにしています！！ (2018年11月18日 0時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき音 - 面白くて一気読みしてしまいました〜！作ちゃん沼に落ちてしまったお姉さん（笑）なので自分と重ねて見てしまいます…更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年11月16日 18時) (レス) id: 2587946e14 (このIDを非表示/違反報告)
chii(プロフ) - 更新停止されちゃったのかと思って、1ヶ月前から毎日チェックしてました！！おひさしぶりです、！はやく続きよみたくてうずうずしてます〜 (2018年10月30日 20時) (レス) id: 130f1a370d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛美
| 作成日時：2018年8月17日 0時
