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大学帰りに凪に寄ることが多くなった。
ただ癒しを求めるように凪に足を運ぶことが多くて、北斗さんには「こんなに来れるならバイト辞めなければ良かったのに」と笑った。
作ちゃんは凪で会うと、ちゃんと「こんにちは」って挨拶してくれる。ただ友達の姉っていうだけなのにきちんとお辞儀して挨拶くれるその行儀良さに感心するばかりだった。
深「お前、勉強したいからってバイト辞めたくせにめっちゃくるんじゃん！」
「勉強してるじゃないですか！」
凪の店長である深澤さんが窓際に座ってる私を見つけて「なっちゃん、また居る！」と笑って近づいてきたと思ったらそう言ってきて。
作ちゃんはその光景を「・・・？」って不思議そうな顔で見つめてきた。
深「勉強したいとか言って本当は別の理由あんじゃないの〜？」
私を指差してそう問いかけてくる深澤さんに「別にないですよ〜(笑)」と笑うと、「貢いでくれる年上の彼氏でも出来た？」ってふざけたように言うから作ちゃんが「えっ・・・」てちょっと引き気味で私を見つめた。
「いないからね？(笑)」
作「あ、そう、そうですか、、」
作ちゃんは戸惑ったように眉毛を下げて引き攣ったように笑うから、「深澤さんの所為で引かれたじゃないですか！！」って抗議したら彼は「ごめんごめん(笑)」って手を合わせた。
北「でも、なっちゃん年上好きだよね」
「ふふ・・・えー？どうでしょう(笑)」
深「お前、イケメンサラリーマン来るとやたら接客してたもんな？(笑)」
作「・・・、」
「うっそだー」
北「確かに、そのイメージある(笑)」
「ないですよ！ていうか、酷いなあ！人が真面目に働いてたのに！(笑)」
私がそう笑うと不意に作ちゃんと目があって彼はエプロンのお腹の部分を触りながら私を見てたから「・・・？」って顔を向けると何も無かったように目を逸らした。
やっぱり、不思議な子だな・・・。
目上の人に囲まれると、人見知り発動しちゃうのかな。
この前家で見た子供っぽい彼とは全然違って、最初の大人しく落ち着いた感じでいる彼を見てそう思った。
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ゆっきん☆(プロフ) - お話、ワクワク、ドキドキしながら、読ませてもらっています。続きが気になって途中で中断しなくちゃいけないときは早く続きが読みたくてソワソワしちゃいます。めちゃんこ、面白いです！！ (2021年10月10日 20時) (
レス) @page49 id: 6a5a4dc15b (このIDを非表示/違反報告)
しず(プロフ) - あらんですよね、？笑 (2019年5月24日 17時) (レス) id: 56d3701af2 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 大好きすぎます！らぶはうすからずっと愛美さんの物語を読ませて頂いていますが、カラクリが見えていく感じも、心情が繊細に描かれている感じもすんごく好きです！楽しみにしています！！ (2018年11月18日 0時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき音 - 面白くて一気読みしてしまいました〜！作ちゃん沼に落ちてしまったお姉さん（笑）なので自分と重ねて見てしまいます…更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年11月16日 18時) (レス) id: 2587946e14 (このIDを非表示/違反報告)
chii(プロフ) - 更新停止されちゃったのかと思って、1ヶ月前から毎日チェックしてました！！おひさしぶりです、！はやく続きよみたくてうずうずしてます〜 (2018年10月30日 20時) (レス) id: 130f1a370d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛美
| 作成日時：2018年8月17日 0時
