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郁弥 Side
日和と一緒に日本に戻ることになったからAに連絡する。
元気にやってるかな…体調崩してないといいけど…
日「どうしたの、郁弥。考え事?」
「いや、A元気かなって。暫く会えてないし心配で。
…まぁ日本記録に近い結果出したみたいだし水泳の方は大丈夫だと思うけど。」
日「そうだね。また色々あったみたいだし、向こうに戻ったら慰めてあげないと。」
そんな会話をしながら荷造りをする。
兄貴について行ってアメリカへ行き、日和と出会って少し
経った頃にAと出会った。
数年前__
いつも一人で泳いでる、綺麗な男の子がいた。
日本人顔で、ハルとは違う魅力を持った泳ぎをしていた。
練習が終わったあと、日和と一緒に話しかけに行った。
「こんにちは」
貴「えっ、あっ、Hello…って、日本語!?」
「あはは、日和と同じ反応笑」
日「うるさい、郁弥…こんにちは、驚かせてごめんね。僕は遠野日和。名前は?」
貴「えっ、えっと、杉野Aです…」
「僕は桐嶋郁弥。よろしくね。君、いつもひとりで泳いでる
よね?」
貴「そ、そうだけど…なんか用?帰りたいんだけど…」
日「ここ日本人少ないし仲良くしたいなって郁也が。」
「言ってない、日和!…君の泳ぎが綺麗だなって思って。
よかったらこれからご飯行かない?」
貴「えっと、桐嶋くん、だっけ…僕もう誰かと仲良くしたり
したくないんだ、帰るね。」
そう言って彼は帰ってしまった。
.
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さく(プロフ) - はるかぜ。さん» ありがとうございます! (2022年1月27日 23時) (レス) id: 3f7d8ab273 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ。(プロフ) - 読みやすくて、どんどん読めました。更新されていて嬉しいです!続きも楽しみにしてます! (2022年1月27日 21時) (レス) @page10 id: 164040e2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さく | 作成日時:2022年1月26日 22時