Free.15 ページ18
日和 Side
松岡くんもいるとは思ってもなかった。Aは大丈夫かと心配したが、杞憂だったらしい。
大会新を出し一位、決勝ももちろん進出。
僕たちに屈託のない笑顔を見せてくれて安心した。激励するために下へおりた。
「A、すごかったね。大会新出しちゃうなんて。」
貴「あぁ、うん。ありがとう。大会新なんて大したことないよ。」
こう言ってるけど照れ隠しだって僕たちは知ってる。嬉しそうに顔が緩んでるしね。
郁「決勝も頑張ってね。最後まで応援してる。」
貴「二人の応援が一番嬉しい。ありがとう。」
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決勝も圧倒的差で勝ち全国一位に。
七瀬くんや松岡くんに会わせないために、表彰式が終わったあとすぐ郁弥と一緒に迎えに行った。
「帰ろ、A。今日は疲れたでしょ？荷物持ってきたよ。」
貴「日和…ありがとう。どうしたの、急に。」
郁「さぁ。突然帰ろうって。…そうだ、この後ご飯でも行く？」
「いいね、そうしようか」
僕はなるべく二人のことを忘れさせるために他に気を向かせた。今、この二人があの人たちに会うことはとてもよくないから。
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さく(プロフ) - はるかぜ。さん» ありがとうございます！ (2022年1月27日 23時) (
レス) id: 3f7d8ab273 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ。(プロフ) - 読みやすくて、どんどん読めました。更新されていて嬉しいです！続きも楽しみにしてます！ (2022年1月27日 21時) (レス) @page10 id: 164040e2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく | 作成日時：2022年1月26日 22時
