Chapter８×１０ ページ40
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A「ここに鍵置いとくからね？」
優希「家出ない、大丈夫...」
A「私会議行ってくるよ？」
優希「はーい、、」
キャップを目深に被り、マスクをして
ジーンズとパーカーを着て
寝ているゆんに声をかけ、家を出る。
大事な時はスーツとか、セットアップとかもっと
かっちりした服を着なきゃいけないけど
今日のは別にいいや、なんて。本当はダメだけど。
LOEWEのカバンはまだ自分にははやいってわかってるけど。
矢田「おはよさくちゃん。」
A「おはようございます矢田さん。」
謙虚には居たいけど、自分は周りと違うんだと少し主張したい気持ちもちょこっと。
さくちゃんのおかげでなんて
昔言われたそんな言葉、今日は矢田さんの車で迎えに来てくれた。
無駄に顔だけはかっこいいから黒く光る外車も似合ってしまっている。
収入には反映されるものの、実際のところどれぐらい売れてどれぐらい入ってきてるのかはわからない。
だけど矢田さんが外車に乗るくらいだからそれぐらいはあるんだろう、と。
矢田「もっとおしゃれしてくればいいのに。」
A「だって会社の人だけじゃないですか。」
矢田「だからモテないの。」
A「別にいい。」
顔に日焼け止めを塗りたくり
アイラインとマスカラだけして口元に紅を引く。
矢田「さくちゃんさ、実写化する気ある？」
A「どれがですか？」
矢田「おはようのやつ。」
A「ないです。」
矢田「もしかしたら話が出てくるかも。あれ、すごい人気らしいよ。」
A「１個前が推理小説なのもあって色んな人に手に取って頂けた、だから今回ももしかしたら面白いかも、で手に取って頂けたかもしれないです。あれは別に昔の自分を掘り返してみただけだから。」
矢田「そうやって無理に昔掘り起こしてたらまたさくちゃん、.....」
A「心に残ってただけであとはわかりません。無理矢理持ってきたわけじゃないです。大切な思い出を思い出したからと言ってまた自分がリセットされるわけじゃないから、」
矢田「さくちゃん、無理はしないでね。」
A「大丈夫です。矢田さんこの話もうやめよう。」
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kokoha(プロフ) - komさんのお話だいすきです(><)また読むことが出来て幸せです、、^_^ (2021年4月8日 0時) (
レス) id: 07fa75182b (このIDを非表示/違反報告)
愁(ｼｭｳ)(プロフ) - 新作スタート、おめでとうございます。m(_ _)m 今後の展開が楽しみです！(^-^) くれぐれも、ご無理のないように！(^-^)/ (2020年9月9日 6時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kom.
| 作成日時：2020年9月8日 20時
