Chapter８×２ ページ32
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くすぐったかった。
あったかかった。
自然と笑みも溢れてしまう。
ひとりとは違う生活が顔を出した時
不覚にも欲張りすぎではないかと思ってしまった。
翔吾「今回推理系じゃなかったのなんでなん？」
A「特に何もないけど、書きたかったから。笑」
北人「でもさ、驚くほど淡々と進むよね。」
A「それが返って気持ち悪かったりしない？」
北人「そこまで考えるんだね。」
A「だってそういう話だもん。」
あのあと騒がしさに気付いたゆんが
迷惑そうな顔をして起き出した、数秒後
私を視界に捉えた途端ガバッと抱きしめられた。
北人「俺はさくちゃん書く恋愛物が見たい。」
A「遠い先の話ですね。」
翔吾「なんでや、絶対きゅんきゅん系上手く書けるやんか。」
A「だから、まともに恋すらしたことない私だから無理に決まってるんです。」
北人「無理、ねぇ、」
今度は変わるように机に伏せて寝始めた川村くんの方を向いてくすっと笑った吉野くん。
そんな吉野くんと顔を合わせて微笑んだ岩谷くん。
北人「気付いたら始まってたりするし気付いたら大好きだったりするの。だからもしかしたらさくちゃん渦中かもよ？」
A「えぇ.....だれ、」
翔吾「そんなんなぁ、さくちゃんが気付くもんやで。なぁ？」
目を合わせてニコニコとする２人に
恋愛ってそういうものかぁ、と。
まだまだ時間はいっぱいあるからなぁ！と笑った岩谷くんに
無限ではないけどなぁ、、と心の中で返した。
北人「修学旅行は行けそう？」
A「絶対行きます！」
北人「そっか、よかった。また５人で組みたいね。」
A「私４人以外お友だちいないです、、、」
北人「あは、笑 翔吾今日スクールある？」
翔吾「ううん、今日は休み。なんで？」
北人「さくちゃん戻ってきた記念でどっか行こうよ。」
翔吾「お、ええな。壱馬、ってまぁ、来るやろ。ゆんちゃんは大丈夫？」
優希「うん！」
A「高校生は放課後何するの？」
北人「それもしたことないの？」
A「はい！」
翔吾「敬語になったらタメ口になったり忙しいやつやなぁ、笑」
北人「じゃあ、楽しみにしてて！」
みんなの日常、それが普通の日常
私の日常、みんなとはかけ離れ過ぎている日常
私にとっては非日常、でもみんなにとっては日常
それを体験できるのが嬉しかった。
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kokoha(プロフ) - komさんのお話だいすきです(><)また読むことが出来て幸せです、、^_^ (2021年4月8日 0時) (
レス) id: 07fa75182b (このIDを非表示/違反報告)
愁(ｼｭｳ)(プロフ) - 新作スタート、おめでとうございます。m(_ _)m 今後の展開が楽しみです！(^-^) くれぐれも、ご無理のないように！(^-^)/ (2020年9月9日 6時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kom.
| 作成日時：2020年9月8日 20時
