Chapter１×２ ページ3
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A「ゆんちゃん５限の５分前なったらパソコンに連絡ください。」
優希「了解、頑張って。」
A「ありがとう、できたらすぐ渡すね。」
優希「うん、待ってる。」
机の左側にかかっているトートバックと
スクールバックから栄養ドリンクとおにぎり、あとプリン
川村くんと吉野くんと岩谷くん。
いつもお昼になったら私の方を不思議そうに見るの。
そりゃゆんちゃんと離れて私が１人でいるからなんだろうけど。
壱馬「さくちゃ、ん....」
A「えと、ごめんなさい....」
北人「さくちゃんどこ行くの？ゆんちゃん放っといていいの？」
優希「いいの。Aはやることあるんだから、ね？」
翔吾「さくちゃんとゆんちゃんだけの秘密なんか？俺らにも教えてくれたってええやん、なぁ？」
A「また今度で、」
ごめんね、ゆんちゃん
きっと今日も３人に色んなことを聞かれるんだろうな。
お昼の４０分もある休憩時間は私にとってはとても貴重なもの。
校舎から出て死角になっているところに
大きな桜の木がある。
そこに腰を下ろして、トートバックから
MacBookとBeatsのヘッドフォンをだして
ご飯を片手に周りからは見えない液晶を睨む。
書き上がった新作
今日は朝一で終わったものだから
私についてくれてる矢田さんから
あとがきぐらいは学校で書けって言われて
２時間だけ仮眠をとって学校に来た。
矢田さんさくちゃん取材来てるよ。
saku文面だけでなら応じれます。
矢田さんさくちゃん色々非公開だからそれは大丈夫だけど、受けちゃっていい?
saku大丈夫です、お願いします!
矢田さんからのメッセージにそう返信して
打ちかけてた白のページをもう一度開く。
A「..........、お？」
優希「逃げてきた。」
A「ごめんね、いつもいつも。」
優希「ううん、大丈夫だよ。それが終わったら当分は学校来れそう？」
A「うーん、ぼちぼちって感じ。」
優希「今年は文化祭も結構盛り上がるし体育祭も修学旅行もたくさんあるんだからたくさん来てよ。」
A「ゆんちゃん１人になっちゃうもんね 笑」
優希「Aいないとつまんないの！」
次は何がいいかな、なんて
不登校の理由を作ってるのはそれなのに
やっぱり私は " それ " が好きなんだ。
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kokoha(プロフ) - komさんのお話だいすきです(><)また読むことが出来て幸せです、、^_^ (2021年4月8日 0時) (
レス) id: 07fa75182b (このIDを非表示/違反報告)
愁(ｼｭｳ)(プロフ) - 新作スタート、おめでとうございます。m(_ _)m 今後の展開が楽しみです！(^-^) くれぐれも、ご無理のないように！(^-^)/ (2020年9月9日 6時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kom.
| 作成日時：2020年9月8日 20時
