表参道高校合唱部！〜現れた光〜2

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ー翌朝ー



校長「また東京で会いましょ」

瀬山「ありがとうございました！」



約2日間過ごした合宿所ともお別れの時間がやってきた



有明「来年も合宿、よろしくお願いします」



校長「わかってるわよ」

瀬山「え？ここはもう処分するんじゃ…」



有明「ありがとうございました！」

校長「はい、気をつけてね！」



全員『ありがとうございました！』



有明「よし、お前ら…帰るぞ！」

全員『はい！』


有明「帰るまでが合宿だからな！」


私たちは合宿所から離れて表参道に向かって歩いた




〜




〜東京 表参道〜





部長「よし、明日の部活は9時からな」


真琴「はいって…明日も練習！？」

里奈「うちらの夏は終わったんだからね！」

真琴「えー！？」




全員荷物を背負いながら、何とか表参道まで辿りついた


みんなとの合宿が楽しくて、家に向かっているこの時間がとても寂しく名残惜しい




みんな固まって歩いていたはずが、

横にも前にも快人くんの姿が見つからず、

後ろを振り返った




快人「はぁっ、、はぁっ、」



合宿で練習していた時のように、

いや、それ以上に快人くんは苦しそうに息を吐いていた




「快人くん！！？」



私は後ろにいる快人くんに走って駆け寄った




快人「ゴホッゴホッ！っはあ、、はぁっ、！」






快人くんは自分の胸に手を当て、


苦しそうな顔をしながら汗を流し、



崩れるようにその場で倒れた

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