表参道高校合唱部！〜現れた光〜2

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〜翌日 放課後 教室〜





里奈「真琴！部活！」


真琴「ごめん。今日は休む」




真琴はあれからずっと暗い顔をして、

笑顔を見せなくなってしまった




里奈「今は辛いかもしれないけれど、歌えば気分変わるかもよ？」




真琴「でも現実は変わらないじゃん。



＿＿＿＿＿＿歌なんて意味ない。」




快人「あいつ、お父さんと香川に帰るって」


里奈「はぁ？」


桜庭「マジかよ！？」


「なんで知ってるの？」



快人「昨日、たまたま香川の姿を見て声が聞こえたんだ。

“ お父さんと香川に帰る ”って」




〜




〜部室〜



♪〜


全員『マママママママママー』


♪〜


全員『マママママママママー』




有明「はいはい！じゃあ今日はOverdriveからな」


全員『え？』


『愛しい日々も 恋も 優しい歌も 泡のように消えてくけど…』




次は翼をください


『この大空に 翼を広げ 飛んで行きたいよ…』



Tomorrow

『涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように…』



TRAIN - TRAIN

『TRAIN-TRAIN 走っていく TRAIN -TRINどこまでも…』






有明「香川1人抜けただけでここまで気が抜けた合唱になるなんてな。


そこまで大切な仲間ならな考えろ

合唱部として仲間として何をすべきなのか」




里奈「やっぱり…真琴のいない表参道高校合唱部なんてありえない！」



部長「俺たちには何ができるんだ…？」




その言葉の瞬間、パッとあるものを思い出した



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿愛の歌





その瞬間、快人くんと目が合い、頷いた

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