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〜翌日 放課後 教室〜
真琴「みんな帰っちゃったね」
成実「クラスのみんなも賛成ぽかったのに」
優里亜「本当は賛成じゃなかったりね」
真琴「どういうこと?」
美子「とりあえず強い意見に任せとけーみたいな」
宮崎「仮にやりたくなくても、クラスの出し物なんだから練習すべきでしょ」
里奈「このさえみんながやりたいとかやりたくないとかどうでもいい。
でも練習来ないってどうゆうこと?」
桜庭「そうだよ。みんな自分勝手すぎなんだって」
〜
〜部室〜
私たちはこの経緯を有明先生に話した
有明「そりゃ無理だな。
音楽っていうのは人から無理やり押し付けるものではない。
歌いたくないやつが歌わせようにしたって無理だ」
桜庭「でもこれはクラスの合唱であって」
有明「じゃあお前らは、メイドやるってことで積極的になったんだ?」
桜庭「それは…」
「そっか。歌だろうとメイドだろうと、
みんなが人から強要したことは苦痛ってこと?」
里奈「うちらがしていたことって風香ほのかと一緒の事?」
部長「うーん…まぁ、また明日誘ってみるか」
「そうだね…」
部長「じゃあ今日は解散!」
有明「はい、お疲れ様〜」
全員『お疲れ様です。さようなら〜』
有明「香川!」
真琴「はい」
私は去ろうとしていた音楽室の入り口で足が止まる
有明「あの楽譜、少しは役に立ったか?」
真琴「あー、それが…」
有明「ん?」
真琴「無駄になっちゃいそうです。せっかく作っていただいたのに…
お父さんとは連絡つかないし、
お母さんはもう無理だって
楽譜さえ受け取ってくれませんでした」
私はその言葉を聞いて自分の中で時が止まったように感じた
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ティラミス(プロフ) - おフランス出身さん» リクエストありがとうございます!リクエスト内容承知致しました🫡移行後にすぐ投稿させていただきますね! (2022年9月23日 12時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)
K A.(プロフ) - そうです!作者さんの書くお話が好きなので設定はお任せします♡ (2022年9月7日 2時) (レス) @page47 id: ff6a8b7ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - K A.さん» リクエストありがとうございます!宮崎くんと夢主ちゃんのお話が見たいとのことでよろしかったでしょうか?? ちなみにどういう設定にいたしましょうか? (2022年9月6日 12時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)
K A.(プロフ) - 楽しく読ませていただきました!短編のリクエストなのですが、祐くんとの話が読みたいです!よろしくお願いします! (2022年9月5日 19時) (レス) @page47 id: ff6a8b7ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - かずみんさん» はじめまして!コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとても光栄です!下記の返信にもある通り、続編については再度検討中です。これからもこの作品をよろしくお願いします🙇🏻♀️ (2022年8月21日 11時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)
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