表参道高校合唱部！〜現れた光〜2

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〜ライブ当日〜






ついにこの日がやってきた



私たちは舞台裏でスタンバイ中


宮崎くんが来る気配は一向にない




カナ「彼は？」



staff「そろそろお時間です。」


全部『…………。』


カナ「仕方ない。始めよっか」


有明「よしお前ら、行ってこい！」


カナ「お願いね」




私たちはこうしてステージに立って歌う




『ルールルルールルルールルー』




私は前を見て、目だけで確認したが、

やっぱり見つからないというより人が多くて見えない




♪〜




『恋しくて 泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もう戻れない 傷つけあった 日々が長すぎたの』




あれ……



見渡していたが、1人、見たことのあるような人がポツンと立っていた



あれは……宮崎くんだ



他のみんなも気づいたらしく、

サビに入る前には宮崎くんはステージの目の前まで移動し

桜庭くんがステージから手を伸ばし、



いつの間にか宮崎くんも一緒に歌っていた



〜


〜ライブ終了後〜



差し入れと言われるお菓子やジュースがたくさんテーブルの上に広げられていた



「美味しい！」


快人「よかったよな。宮崎が戻って来てくれて」


「うん。やっぱり信じて待つのも大切だね」



宮崎くんの方を見ると桜庭くんと楽しそうにお話をしている様子が見えて、自分も自然と笑顔になった




カナ「お疲れ〜いや、楽しいライブだった」



神島カナさんご登場




カナ「ありがとうね！」


全員『お疲れ様でした！』


カナ「お疲れ様〜」


桜庭「もう祐、お前が来ないかと思ってドキドキしてたぞ！」



何故か桜庭くんが宮崎にハグ？仲直りの印？



宮崎「お前にそうゆうことされるたびにドキドキするんだからな！」


全員『アハハハッ！！！』

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