表参道高校合唱部！〜現れた光〜2

〜62〜 ページ17

〜放課後 部室〜




真琴「ラーメン？」


天草「お礼なら私にも言ってほしいものですね〜」




周りを見ると、

机に座って堂々とラーメンを食べる天草教頭がいた


なぜ、音楽室に来てまで食事をしているのだろうか？？




天草「コンクールの入賞を逃し、何の存在価値もない合唱部が部とした活動を続けられることになったのは

すべて私の温情のおかげ

ということをお忘れになくように。

ただし、今後、問題行動があれば…



「偉そうに言うね、この先生」



自分はわざと大きな声で言葉を放った

みんなの顔を見ると、苦笑いしていた




天草「ん？誰だ？この私に文句を言ったものは」




私は堂々と天草教頭の目の前に立った





「私ですが！教頭がラーメン食ってる時点で教頭が問題行動してますけど、それでも上からあーだこーだ言えるんですか？」


「しかもそのラーメンの匂いで部室臭くなるし、楽器が腐るんですけど！！！」




天草「ひぃ！！！す、すみませんでし


ガチャッ




天草「ぎゃ！！！！せ、瀬山先生」




教頭先生は自分から逃げるように音楽室のドアを開けたがそこには腕を組んだ瀬山先生がいた




瀬山「天草先生、部活動の邪魔はしないでいただけますか？」


天草「あ！！！誰だ！ここでラーメンを！」


里奈「自分じゃないですか！！」



天草「すみませんー。失礼します〜！音楽室では食事は禁止！…」



校長「あら？随分怯えていたけれど…？」


有明「校長！この間、瀬山先生凄かったんですよ〜！ゲス野郎成仏しn…」



有明先生は瀬山先生の手によって塞がれていた





桜庭「さっきのAも凄かったけどな？」

成実「怒ってる姿初めてみた」


「……さっきのは見なかったことにしてくれます？」



全員『はい…』

〜63〜→←〜61〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す